POP広告とは?種類・作り方・効果を上げるデザインのコツを徹底解説【2025年最新】

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POP広告(Point of Purchase広告)とは、店舗やイベント会場などで、視覚的に商品やサービスをアピールするための広告です。

Web広告はユーザーが購入を検討していない場合でも訴求されることがありますが、POP広告はお客様が商品を手に取り、購入を迷った際の最終判断を後押しする大事な役割を担っています。

国内のPOP広告市場は年々拡大を続けており、店頭販促ツールとして欠かせない存在となっています。 戦略的に活用すれば商品の魅力をぐっと押し出せる有益な手法です。

そこで本記事では下記を紹介します。

  • POP広告の種類と役割
  • 効果的なデザイン・キャッチコピーの作り方
  • メリット・デメリット
  • 成功事例とタレント活用法

魅力的な広告の効果や種類、販促に活かせるPOP広告作成について、ぜひ参考にしてください。

有名人を広告に起用する効果

目次

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POP広告とは?基本知識と歴史

POP広告の「POP」は「Point of Purchase advertising」の略語で、直訳すると「購買時点広告」を意味します。お客様が商品を購入する瞬間、つまり購買意思決定の最終段階において訴求する広告手法です。

日本におけるPOP広告の歴史は、1950年代のスーパーマーケット普及と深く関係しています。 それまで対面販売が主流だった小売業界において、セルフサービス方式の導入により、販売員に代わる「無言の販売員」としてPOP広告が注目されるようになりました。

1970年代以降は、マーチャンダイジング(商品政策)の概念が広まり、POP広告も単なる価格表示から、商品の魅力や使用シーンを伝える戦略的なツールへと進化しました。さらに近年では、デジタルサイネージの登場により、動画や音声を活用した次世代のPOP広告も普及しつつあります。

現代マーケティングにおけるPOP広告の位置づけは、オンライン・オフラインを統合したOMO(Online Merges with Offline)戦略の一環として重要性を増しています。 ECサイトとの連携や、SNSとの相乗効果を狙った施策など、店頭での体験価値を高める要素として再評価されているのです。

POP広告の5つの種類と役割【設置場所別に解説】

スーパーやコンビニエンスストア、大型量販店などで見かけることの多いPOP広告。目を惹くPOPデザインやキャッチコピーに思わず足を止めてしまうという方も多いと思いますが、その種類は主に5つに分けられています。

POP種類設置場所主な目的代表例
アウトショップ店舗外・入口周辺通行人の注目を集め、店舗への誘導のぼり、看板
インショップ店内全体来店客の購買意欲を高め、店舗の雰囲気づくりポスター、吊り下げバナー
商品まわり商品陳列棚購入の最終決断を後押しプライスカード、POPカード、シェルフトーカー
店内装飾(デコレーション)店内空間全体季節感の演出と滞在時間の延長クリスマスツリー、正月飾り、季節装飾
デジタルサイネージ・電子POP店内外の目立つ場所動的コンテンツによる訴求とリアルタイム情報提供液晶ディスプレイ、LEDビジョン

自社の目的に合わせて、適切なPOPを選択することが重要です。

アウトショップ

アウトショップ用のPOP広告は、店舗やイベントの前を通りがかる人たちに向けて制作された広告です。

つい広告につられて足を止めてしまうという方は、このアウトショップ広告を目にしている方も多いのではないでしょうか。

さまざまな人が行き交う路面店の前に設置されることでさらに効果を発揮するのが特徴で、派手な色使いやキャッチを用いておすすめ商品やキャンペーンを大々的に告知し、人々を店内に誘導することが目的です。

店舗前の「のぼり」「看板」などが代表例として挙げられます。

具体的には、のぼりは高さ180〜270cmのサイズが効果的で、通行人の視線の高さ(約150〜170cm)に重要な情報を配置することがポイントです。 看板には電飾看板、スタンド看板、ウインドウステッカーなど多様な種類があり、店舗のコンセプトに合わせて選択します。

設置時の注意点として、強風や雨天時の安全対策も重要です。 のぼりは風でなびくことを想定し、しっかりとした台座や重りを使用しましょう。また、夜間でも視認性を確保したい場合は、LED照明付きの看板やライトアップの導入も検討する価値があります。

インショップ

インショップ用POP広告は、店内に誘導された人々の心をつかむような購買力の高いデザインを用いて制作されています。

限定催事や●●%オフなどの文言で店舗の雰囲気を作る「ポスター」や「吊り下げバナー」などが代表例です。

インショップ用の広告を制作する際は、店舗に訪れたお客様の気持ちに寄り添うことが重要です。広告としてのわかりやすさや、洗練されたデザインを意識しましょう。

季節催事との連動は特に効果的です。 クリスマスシーズンには赤や緑を基調とした装飾、バレンタインではピンクやハート型のPOP、お正月には和テイストのデザインなど、時期に合わせた演出で購買意欲を高めることができます。

店内動線との関係性も重要なポイントです。 入口から奥へと自然に誘導できる位置、レジ待ちの列の近く、主力商品のコーナーなど、お客様の目に留まりやすい「ゴールデンゾーン」にPOPを設置することで、より高い効果が期待できます。

商品まわり

商品まわりのPOP広告は、特定の商品まわりに設置される広告を意味します。代表例として挙げられるのは「値札」や「POPカード」などです。

特定の商品に興味のあるお客様に対して、購入までのあと一歩を後押しする大事な役割をもっているため、シンプルでわかりやすいデザインが好ましいでしょう。

情報を詰め込みすぎず、ダイレクトに商品のメリットを記載し、お客様の購買意欲を自然に刺激するのが制作のコツです。

具体的なツールとして、プライスカードは価格情報を明確に伝え、スイングPOPは揺れる動きで注目を集め、シェルフトーカーは棚から飛び出す形状で視認性を高めます。 それぞれの特性を理解して使い分けることが重要です。

商品カテゴリ別の効果的なPOPの使い分けも押さえておきましょう。 食品では鮮度や産地、調理方法を強調するPOPが効果的です。日用品では機能性やコストパフォーマンスをアピールし、家電製品では新機能や省エネ性能、保証内容などの詳細情報を提供することで購買意欲を高められます。

店内装飾(デコレーション)

店内装飾(デコレーション)は、直接的な販促を目的としないものの、店舗の雰囲気づくりを通じて間接的に購買を促進する重要な役割を担います。

季節装飾は特に効果的です。 クリスマスツリーや正月飾り、七夕の笹飾りなど、季節感あふれる装飾は来店客に「今だけ」「特別な時期」の印象を与え、購買意欲を刺激します。

装飾そのものが話題となり、SNSでの拡散につながるケースも少なくありません。さらにスタッフのコスプレやユニフォームなどと連携し、演出に統一感をもたせることで、没入感のある買い物体験を提供できます。

雰囲気づくりによる間接的な購買促進効果も見逃せません。 心地よい空間演出は滞在時間を延ばし、結果として購買機会を増やします。また、印象的な店内デコレーションは「また来たい」という再来店のきっかけにもなります。

店舗のブランディングとの関係も重要です。 高級志向のブランドなら洗練されたシンプルな装飾、親しみやすさを重視するなら温かみのある手作り感のある装飾というように、ブランドイメージと一貫性を保つことで、顧客ロイヤリティの向上につながります。

デジタルサイネージ・電子POP

デジタルサイネージ・電子POPは、液晶ディスプレイやLEDパネルを活用した次世代型のPOP広告です。

デジタルサイネージの最大の特徴は、動的コンテンツの表示とリアルタイム更新が可能な点です。 動画や画像のスライドショー、アニメーション効果により、静止画よりも高い注目度を獲得できます。また、時間帯や曜日、在庫状況に応じて表示内容を自動的に切り替えることも可能です。

従来の紙POPとの主な違いは以下の通りです。

  • 動画・音声による訴求が可能
  • 複数の商品情報を時間差で表示可能
  • 印刷コストや張り替え作業が不要
  • 遠隔操作で一斉に内容変更できる
  • 視線を引き付ける動きがある

導入コストと費用対効果については慎重な検討が必要です。 初期投資として、小型ディスプレイで数万円から、大型の高性能機種では数十万円以上かかります。電気代やコンテンツ制作費も継続的に発生しますが、紙POPの印刷費や人件費削減、広告効果の向上により、中長期的には投資回収が可能なケースが多いです。

活用事例としては、大型量販店での商品プロモーション動画の放映、飲食店での人気メニューのビジュアル訴求、ドラッグストアでの健康情報やレシピ提案など、業種を問わず広がっています。 特に視認性の高い場所や、お客様の待ち時間が発生する場所での設置が効果的です。

POP広告のメリット・デメリット【導入前に知っておくべきポイント】

POP広告には数多くのメリットが存在しますが、いくつかのデメリットもあることを覚えておきましょう。本項では、POP広告におけるメリットとデメリットについて解説します。

POP広告のメリット

POP広告のメリットとしては下記が挙げられます。

  • 店舗の雰囲気作りができる
  • 顧客の購買意欲が刺激できる
  • 低コストで施策ができる
  • 即時性が高い
  • ブランドイメージを強化できる
  • 自由自在にカスタマイズできる
  • 販売員の代わりとなる

順に紹介します。

店舗の雰囲気づくりができる

店頭にオリジナリティあふれる看板やのぼりが設置されていると、道行く人に「こんな素敵なお店があるのか」と印象付けられます。

統一感のあるPOP広告を展開することで、ブランドの世界観を表現し、店舗全体の雰囲気づくりに貢献します。心地よい空間演出は「入ってみたい」「また来たい」と来店を促すことができるのです。

特に、季節装飾やテーマ性のあるデザインは、お客様の記憶に残りやすく、口コミやSNSでの拡散にもつながる効果が期待できるでしょう。

顧客の購買意欲が刺激できる

POP広告は特定の商品やサービスの魅力を伝えることで、お客様の購買意欲を喚起し、「衝動買い」を促進します。

効果的なPOPを作り続けることで、継続的な売上の向上が期待できます。

低コストで施策ができる

広告の規模にもよりますが、紙とペンがあればPOP広告は制作可能です。

大手量販店や雑貨店などで見かける手書きのインショップ用POP広告などが例として挙げられます。

印刷に出したとしても制作コストは比較的低く、中小企業や個人店舗などでも施策が行いやすいため、費用対効果が高い点もメリットのひとつです。

即時性が高い

POP広告は設置してすぐに効果を発揮する即時性も魅力です。たとえば、新商品の発売やセール情報などを瞬時に告知できるため、店舗内の購買行動に直結します。

また、商品陳列と連動することで、消費者の購買意欲をその場で引き出すことができるでしょう。

ブランドイメージを強化できる

POP広告を通じて統一感のあるビジュアルやメッセージを伝えることで、ブランドイメージを強化できます。

特に音楽アーティストや著名タレント関連商品では、イメージに沿ったデザインやカラーリングを用いることで、ファンのブランドロイヤリティを高めることができます。

自由自在にカスタマイズができる

POP広告はカスタマイズ性が高く、店舗のテーマや季節に合わせたデザインを自由に変更できます。

手書きPOPやデジタルサイネージなど、多様な形式で展開できるため、クリエイティブなアイデアを取り入れやすいのも魅力です。

これにより、特定のターゲット層に効果的な訴求をすることが可能となります。

販売員の代わりとなる

POP広告は「無言の販売員」として機能します。広告が従業員や販売員の代わりになって商品やサービスの提案をしてくれるため、スタッフが他の業務に集中できる環境を作れます。

POP広告を通じてより多くの顧客に対して効率的に商品やサービスの案内ができます。 特に人手不足に悩む店舗では、人件費削減につながる重要なツールです。また、非対面での商品説明が可能になるため、コロナ禍以降の新しい接客スタイルとしても注目されています。

POP広告のデメリット

POP広告のデメリットとしては下記が挙げられます。

  • クオリティが売上に直結する
  • 設置スペースの制約
  • 法的規制に注意する必要がある
  • 店舗イメージを損なう可能性がある
  • 効果測定が難しい

メリットだけではなく、デメリットも押さえておきましょう。

クオリティが売上に直結する

POP広告のデザインや内容が不十分であれば、顧客の興味を引くことができず、商品の魅力が十分に伝わらない可能性があります。

たとえば文字が小さすぎて読みづらい、キャッチコピーが魅力に欠けるといった問題などが挙げられます。

設置スペースの制約

店舗内でPOP広告を設置する際、他の商品陳列やディスプレイと競合する場合があります。

特に小規模な店舗では設置場所も限られるため、複数のPOP広告を同時に展開するには充分なスペースの確保が可能かを考慮しましょう。

法的規則に注意する必要がある

POP広告には法的規制があり、特に薬品や食品などの商品の場合、広告内容に誤解を招く表現を使用することは法律で禁止されています。

たとえば「効果を保証する」などの表現が含まれていると、消費者保護の観点から問題となり、罰則を受けることがあります。

広告制作時には関連法規を遵守し、法的リスクを避けるための確認が重要です。

店舗イメージを損なう可能性がある

POPを使い過ぎてしまうと、店舗イメージを損なう可能性があります。たとえば、落ち着いた雰囲気のカフェに派手なPOP広告が大量に貼られていたとしたらどうでしょうか。

顧客が「自分の好みに合わない」と感じて立ち去ってしまう可能性も考えられます。POP広告を用いる際は、自店にとって適切なデザインと数量を意識しましょう。

効果測定が難しい

Web広告では、「どれだけの人が見たか」や「広告を見て購買した人がどれくらいだったか」など、数値の検証をしながら改善するのが主流です。しかし、POP広告は手法がアナログとなるため、どれだけの効果があるかは数値化できません。

広告の文字やデザイン、修正も感覚的な側面が強く、明確なデータに基づいた改善が難しいという課題があります。そのため、売上データとの照合や、設置前後の比較など、間接的な効果測定の工夫が必要です。

POP広告の作り方【4STEP】

効果的なPOP広告を作成するには、体系的なアプローチが不可欠です。ここでは、成果につながるPOP広告制作の4つのステップを解説します。

  1. ターゲット・目的の明確化
  2. 訴求ポイントの洗い出し
  3. デザイン・キャッチコピーの作成
  4. 設置・効果検証・改善

順に見ていきましょう。

STEP1.ターゲット・目的の明確化

POP広告制作の第一歩は、「どのような目的」で「誰に伝えたいか」を明確にすることです。

目的を達成するためにアプローチすべき最適なターゲットを選定しましょう。たとえば、新規顧客の獲得が目的なのか、既存顧客のリピート購入促進が目的なのかによって、訴求内容は大きく変わります。

ターゲットに関しては、「年齢」「性別」「ライフスタイル」「家族構成」「趣味」など、より具体的にペルソナ像を明確にすることが重要です。 たとえば、「30代女性」ではなく「30代後半、共働き、小学生の子供が2人、時短料理に関心がある主婦」と詳細に設定することで、より刺さるメッセージを作ることができます。

STEP2.訴求ポイントの洗い出し

商品・サービスの特徴・機能の中でターゲットとなる顧客が興味をもつだろうポイントをピックアップします。

重要なのは、売り手側ではなく、あくまで顧客目線で構成することです。 商品視点で「この商品にはこんな機能がある」ではなく、ベネフィット(顧客が得られる利益)視点で「この商品を使えばこんな悩みが解決できる」と考えましょう。

たとえば、高性能な掃除機であれば「強力な吸引力」ではなく、「ペットの毛もスッキリ、掃除時間が半分に」とベネフィットを訴求することで、より購買意欲を刺激できます。

STEP3.デザイン・キャッチコピーの作成

訴求ポイントが決まったら、それを視覚的・言語的に表現します。

同じ内容でも使用する色・フォント・レイアウトなどで効果は大きく変動します。 ブランド感を大切にしたい場合は商品パッケージに合わせた色・フォントを使用し、統一感を出すことが重要です。

一方、とにかく目立たせたい場合は視認性の高い色(赤・黄色など)やインパクトのあるフォント・レイアウトを採用しましょう。ただし、情報を詰め込みすぎると逆効果になるため、「1つのPOPに1つのメッセージ」を原則とすることをおすすめします。

STEP4.設置・効果検証・改善

POP広告を設置したら、必ず効果検証を行いましょう。

数値として落とし込むのは難しいですが、多店舗展開している場合は設置している店舗と非設置店舗で差分を計測する方法があります。 また、設置前と設置後で検証する方法もありますが、季節要因や時間的な要因も混ざる点に注意が必要です。

改善する際は一新するのではなく、文言や色味といった少ない箇所を変更することがポイントです。 一気に変えると何が効果的だったかがわかりづらくなるため、A/Bテストのように1つずつ要素を変えて検証することで、勝ちパターンを見つけられます。

このPDCAサイクルを回し続けることで、自社に最適なPOP広告の形が見えてきます。

売れるPOP広告のデザイン5つのコツ

ここからはPOP広告や商品広告用デザインをする際のポイントについて詳しく解説していきます。

  • シンプルで見やすいレイアウト
  • 目を惹く色使い
  • 読みやすいフォント選び
  • 親しみやすい手書き表現
  • 効果的な写真・イラスト

それぞれ紹介します。

シンプルで見やすいレイアウト

シンプルで見やすいレイアウトは、情報の伝達をスムーズにします。無駄な要素を排除して重要な情報を中心に配置することがポイントです。

人の視線は「Z型」(左上→右上→左下→右下)や「F型」(左上→右上→左中→右中→左下)の動きをする傾向があります。

重要な情報はこの視線の流れに沿って配置しましょう。余白は全体の40〜50%程度を確保し、周囲との間隔は最低でも5mm以上設けることで、情報が詰まりすぎている印象を与えず、可読性が向上します。

目を惹く色使い

色をうまく使い分けることで、注目を集めることができます。色の心理効果を活用しましょう。赤は緊急性や購買意欲を刺激し、青は信頼感や安心感、黄色は注目を集めやすく、緑は安心感や自然をイメージさせます。

色は2〜3色に抑えることが重要です。色を使いすぎると何を伝えたいのか不明確になります。メインカラー1色、アクセントカラー1〜2色という構成がバランスが良く、プロフェッショナルな印象を与えます。

また、季節感(春:ピンク系、夏:青系、秋:オレンジ系、冬:赤白系)を演出することでも購買意欲を高められます。

読みやすいフォント選び

効果的なPOP広告の制作には、フォント選びも重要です。ゴシック体は線の太さが均一で視認性が高く、キャッチコピーや価格表示に適しています。明朝体は高級感や上品さを演出でき、和菓子や伝統工芸品に向いています。

文字サイズの目安は、キャッチコピーは大きく(40pt以上)、説明文は中サイズ(16〜24pt)、注意書きは小サイズ(10〜14pt)です。手書き風フォントは親しみやすさを演出できますが、重要な情報は読みやすいフォントと組み合わせて使用しましょう。

親しみやすい手書き表現

手書きPOPは、デジタル印刷にはない温かみ・親近感・オリジナリティが魅力です。作り手の人間味が感じられ、お客様との心理的距離を縮める効果があります。

基本的な道具は、ポスカやプロッキーなどのマーカー、極細から太字までのペン、色画用紙やPOP用紙があれば十分です。

上手に見せるコツは、文字の太さに変化をつけて重要な部分を強調し、簡単なイラストや吹き出しを活用することです。「下手でも丁寧に」の原則を忘れず、一文字一文字を丁寧に書けば、十分に効果的なPOPが作れます。

効果的な写真・イラスト

視覚的な要素は、文字だけのPOPよりも強い訴求力をもちます。商品写真は実物イメージを伝え、特に食品のシズル感(美味しそうな見た目)は購買意欲を大きく刺激します。イラストは親しみやすさを演出でき、ターゲット層に合わせたスタイルを選ぶことで効果的な訴求が可能です。

さらに、タレントの写真を活用すれば、注目度と信頼性をより一層高めることができます。有名人の顔は通行人の目を惹き、「この人が推薦しているなら」という信頼感を生み出します。

使用時の注意点として、インターネット上の画像を無断使用すると法的トラブルになるため、必ず著作権フリーの素材を使用しましょう。印刷する場合は300dpi以上の解像度を確保し、文字と画像の比率を6:4または5:5程度にするとバランスが良くなります。

有名人を広告に起用する効果

POP広告の効果を最大化する3つの重要ポイント

POP自体のクオリティは高いのに、なかなか効果が表れないという方は、下記のポイントをチェックしてみましょう。ここではPOP広告を作るための3つのポイントを紹介します。

  • 商品・サービスを理解する
  • ターゲットを明確にする
  • キャッチコピーにこだわる

順に解説します。

商品・サービスを理解する

売り出したい商品やサービスの魅力や機能といったポイントをもう一度しっかり確認してみましょう。モノを売る側が訴求点を多方面から理解しておかなければ、商品やサービスの良さを伝えることができません。

そのために、商品理解に向けたチェックリストを活用しましょう。商品の特徴(機能、品質、デザイン)、商品の強み(他社との差別化ポイント)、競合との違い(価格、品質、サービス面)、顧客の悩み解決(この商品がどんな課題を解決するか)を明確にします。また、店舗の雰囲気や商品のコンセプトとの一致も重要です。

ターゲットを明確にする

POP広告を誰に向けて制作するのか、年齢や性別、興味関心、購買パターンといった具体的なターゲット層を定めましょう。ターゲット層を明確にすることで、好みや嗜好に合わせたデザインや画像で視覚的な訴求が可能になります。

さらに効果を高めるには、ターゲット層の中から代表的な1人のペルソナ(具体的な人物像)を設定すると良いでしょう。

ペルソナ設定の具体例として、「42歳、女性、パート勤務、中学生と小学生の子供、平日夕方に買い物、献立の時短と家族の健康を重視」というように具体的な人物像を設定します。ターゲット別のデザイン・コピーの使い分けも重要です。

若年層向けにはカラフルでポップなデザイン、シニア層向けには落ち着いた色合いと大きく読みやすいフォントが効果的です。

キャッチコピーにこだわる

目にとまりやすい魅力的なキャッチコピーにすることで、購買行動を促進し、売上につながる可能性を高めることができます。

効果的なキャッチコピーのパターンは、下記5つが挙げられます。

  1. 数字を入れる:「30秒で完成」「売上3倍」
  2. 疑問形:「その疲れ、そのままにしていませんか?」
  3. 限定感:「本日限り」「残り5個」
  4. ベネフィット提示:「翌朝スッキリ」「家事の時間が半分に」
  5. 共感:「忙しいママの味方」

NGなのは、長すぎるコピー(20文字以上)や「素晴らしい商品」といった抽象的すぎる表現です。具体的で短く、ベネフィットが伝わるキャッチコピーを心がけましょう。

POP広告の成功事例3選

ここでは、実際に成果を上げたPOP広告の成功事例を3つ紹介します。それぞれの事例から学べるポイントを解説していきます。

  • 書店の手書きPOP事例
  • 道の駅の「においますか?」POP事例
  • タレント等身大パネルの活用事例

それぞれ見ていきましょう。

①書店の手書きPOP事例

書店業界における手書きPOPの活用は、今や売上を左右する重要な施策となっています。特に有名なのが三省堂書店をはじめとする大手書店チェーンの取り組みです。

店員のおすすめコメントが売上を劇的に向上させた事例が数多く報告されています。 書店員が実際に読んだ本の感想や、「この本のここが面白い!」という熱いメッセージを手書きで添えることで、無名著者の本でも大ヒットにつながるケースがあります。

たとえば、「泣きました。ラスト20ページは電車で読まないでください」「仕事で疲れた夜に読んでほしい。明日からまた頑張れます」といった、読者目線の具体的なコメントは、Amazon のレビューとは異なる温かみと信頼感があります。

成功のポイントは、書店員の個性と熱量が伝わる点です。 単なる商品説明ではなく、「この人がこんなに推すなら読んでみたい」と思わせる人間味が、購買行動を後押しします。実際に、手書きPOPを設置した書籍は、設置前と比較して売上が2〜10倍になるケースも珍しくありません。

書店だけでなく、あらゆる業種で応用できる手法です。商品に対する販売者の想いや体験談を手書きで伝えることで、お客様との信頼関係を構築できます。

参考:三省堂書店「広告媒体のご案内

②道の駅の「においますか?」POP事例

ある道の駅で展開されたお茶のPOP広告は、顧客心理を巧みに突いた秀逸な事例として知られています。

「においますか?」という一言のキャッチコピーが、売上を倍増させました。このお茶は独特のにおいがあり、それを気にして購入をためらうお客様が一定数いることに着目したPOPです。

このPOPの素晴らしい点は、お客様の潜在的な不安を先回りして解消している点です。「においが気になるけど聞きにくい」という心理的ハードルを、POPが代弁して取り除いています。

さらに「においますか?→個人差があります。気になる方は試飲をどうぞ!」と続けることで、試飲への誘導も自然に行えています。実際に試飲してもらえば、美味しさを実感してもらえる可能性が高まります。

このPOPの成功要因は、顧客視点の徹底と正直さです。 商品の弱点を隠さず、むしろ正面から取り上げることで、誠実な印象を与えます。また、疑問形を使うことで、お客様に「自分で判断しよう」という能動的な行動を促しています。

この事例から学べるのは、「お客様が気になっているけど聞けないこと」を先回りして伝える重要性です。化粧品なら「敏感肌でも使えますか?」、家電なら「操作は簡単ですか?」など、不安を解消するPOPは購買率を大きく向上させます。

参考:POPCommunication「道の駅のPOP事例〜たった1枚」で売上倍増を実現」

③タレント等身大パネルの活用事例

有名タレントを活用したPOP広告の代表例が、等身大パネルの設置です。スーパーマーケット、ドラッグストア、家電量販店など、さまざまな業種で活用されています。

タレントの等身大パネルを店頭に設置することで、通行人の注目度が格段に上がります。 「あ、◯◯さんだ!」と足を止めてもらえる確率が高まり、入店率の向上につながります。実際に、タレントパネル設置前と比較して、来店客数が20〜30%増加した事例も報告されています。

成功のポイントは、商品やサービスとタレントのイメージがマッチしている点です。 たとえば、健康食品には健康的なイメージのタレント、子供向け商品には親しみやすいファミリータレント、高級品には品格のあるタレントというように、適切なキャスティングが効果を左右します。

等身大パネルは視覚的インパクトが大きく、SNSでの拡散効果も期待できます。「◯◯さんのパネルと写真撮った!」と投稿されることで、二次的な宣伝効果が生まれます。

また、パネルと連動したキャンペーン(「このパネルと写真を撮ってSNSに投稿すると割引」など)を展開することで、さらなる集客効果が見込めます。

POP広告にタレントを起用する効果

POP広告にタレントを起用することは、集客力と信頼性の向上において効果的な手段です。メリットとしては下記が挙げられます。

  • 注目度の向上:タレントの顔や姿は通行人の目を惹き、足を止めてもらえる確率が上昇
  • 信頼性の向上:「このタレントが推薦しているなら安心だ」という心理が働き、商品への信頼感増加
  • ファン層へのアプローチ:タレントのファン層を取り込め、SNSでの拡散効果上昇

しかし、タレントを広告に起用するには数百万円から数千万円という高額な費用がかかるため、中小企業や個人店舗では手が届かないのが現実でした。

そこで、近年登場したタレントサブスクリプションサービスにより、月額定額制でタレントの写真や動画素材を活用できるようになりました。

たとえば、「ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)」では、初期費用0円・月額定額でタレント素材を使い放題で利用でき、POP広告やポスター、Web広告など、あらゆる媒体での活用が可能です。

従来は数千万円のコストがかかりましたが、アクセルジャパンでは10分の1ほどで起用ができるため、中小企業でもタレントの影響力を活用した販促が可能になります。

タレントサブスクを徹底解説

POP広告でよくある失敗パターンと対策

POP広告で効果が出ない場合、いくつかの典型的な失敗パターンに陥っている可能性があります。ここでは、よくある5つの失敗とその対策を解説します。

  • POPを貼りすぎる(注目度の分散)
  • 情報を詰め込みすぎる(読まれない)
  • ターゲットが不明確(誰にも刺さらない)
  • 定期的な更新をしない(飽きられる)
  • 効果測定をしない(改善できない)

順に紹介します。

①POPを貼りすぎる(注目度の分散)

あれもこれもと欲張ってPOPを大量に貼ると、視線が散って「結局どれを見ればいいか分からない」状態になります。結果、主力商品の訴求が埋もれ、購買導線が弱くなってしまいます。

POPは「面」ではなく「点」で効かせることが重要です。最優先の訴求を1つ決めて強調し、棚1区画あたりの上限ルールを設けましょう(例:1区画につきPOPは3枚まで)。主役POPと補助POPの役割分担を明確にすることで、メリハリのある売り場づくりができます。

②情報を詰め込みすぎる(読まれない)

POPは「一瞬で情報を判断する媒体」です。文字量が多いほど読むのが面倒と感じられ、スルーされてしまいます。伝えるべきメッセージは「1つ」に絞ることが鉄則です。

見出しを短く強くし、ベネフィットを先頭にもってきます(例:「忙しい朝に最適!レンジで3分」)。補足情報は最小限にし、数字や根拠は1つまで、箇条書きは最大3点までに抑えます。「詳しくはスタッフまで」と誘導することで、対面での説明につなげるのも効果的です。

③ターゲットが不明確(誰にも刺さらない)

「お得です」「おすすめ」など、誰に向けた言葉か分からないPOPは、万人受けを狙った結果、誰の心にも響かない当たり障りのないメッセージになってしまいます。

ペルソナ設定でターゲットを具体的な人物像に絞り込み、、その人が得られるベネフィットを明確にします。

時短・失敗しない・コスパが良い・子供が喜ぶなど、具体的な価値を伝えましょう。「◯◯でお困りの方へ」「△△な人におすすめ」というように、ターゲットに直接語りかける表現が効果的です。

④定期的な更新をしない(飽きられる)

常連客ほど見慣れてしまい、「情報としての鮮度」が落ちて反応が鈍化します。季節・価格・在庫とズレて「古い印象」を与え、店舗管理の甘さを印象づけてしまいます。

それを防ぐため、週次または月次の入れ替え、季節イベント前の差し替えなどの更新ルールを明確に作りましょう。カレンダーに更新日を記入し、担当者を決めて習慣化します。同じフォーマットで文言だけ変える仕組みを作れば、デザインから考える必要がなく、スピーディーに更新できます。

⑤効果測定をしない(改善できない)

「頑張って作ったのに成果が分からない」という状況では、改善の打ち手が属人的になり、再現性がありません。担当者の勘や経験だけに頼ると、成功パターンを組織として蓄積できません。

最低限、対象商品の売上・販売点数・比較期間(POP設置前後、前年同週など)をセットで見ることが基本です。A/Bテスト(見出し違い、価格訴求vsベネフィット訴求など)を実施し、結果から勝ちパターンを見つけてテンプレート化します。「まず試してみる→測る→改善する」のサイクルを回すことが重要です。

POP広告作成に使える無料ツール・アプリ

デザインスキルに自信がない方でも、無料ツールを活用すれば、プロ級のPOP広告が制作できます。ここでは、おすすめのツールを4つ紹介します。

  • デザイン初心者 → Canva
  • プロ級の仕上がりを求める → Adobe Express
  • 日本のイベントに特化 → MiriCanvas
  • シンプルで共同作業重視 → Googleスライド

これらのツールを活用すれば、外注コストをかけずに、高品質なPOP広告を自作できます。まずは無料プランで試してみて、自社に合ったツールを見つけましょう。

①Canva(キャンバ)

Canvaは、世界中で利用されているグラフィックデザインツールです。特徴は下記のとおりです。

  • 豊富なテンプレート(POP、ポスター、チラシなど数千種類)
  • 直感的なドラッグ&ドロップ操作で初心者でも簡単
  • 無料素材(写真、イラスト、フォント)が充実
  • スマホアプリ版もあり、外出先でも編集可能
  • 印刷データのダウンロードも可能

POP広告のテンプレートが豊富で、業種別(飲食店、小売店、サロンなど)に検索できます。色やフォントを変えるだけで、オリジナルのPOPが完成します。

参考:Canva

②Adobe Express(旧Adobe Spark)

Adobeが提供する無料デザインツールで、プロフェッショナルな仕上がりが期待できます。特徴としては下記が挙げられます。

  • Adobe品質の高度なデザイン機能
  • SNS投稿サイズやポスターサイズなど、用途別のテンプレート
  • アニメーションやビデオの制作も可能
  • Adobe Fontsの豊富なフォントライブラリ
  • ブランドカラーの設定で統一感のあるデザインが可能

デザインのクオリティが高く、ブランドイメージを重視する店舗に最適です。動きのあるデジタルサイネージ用のコンテンツも作成できます。

参考:Adobe Express

③MiriCanvas(ミリキャンバス)

韓国発のデザインツールで、日本語対応のテンプレートが充実しています。特徴は下記のとおりです。

  • 日本語テンプレートが豊富(日本の季節イベントに対応)
  • K-POPやトレンドを取り入れたデザイン
  • 無料プランでも十分な機能
  • 縦書き対応で和のテイストも表現可能
  • コラボレーション機能でチームでの編集が可能

日本市場に特化したテンプレートが多く、お正月・節分・七夕など、日本の季節イベント向けのデザインがすぐに見つかります。

参考:MiriCanvas(ミリキャンバス)|テンプレート

④Googleスライド

意外と知られていませんが、GoogleスライドもPOP制作に活用できます。特徴は下記です。

  • Googleアカウントがあれば無料で使用可能
  • シンプルで使いやすいインターフェース
  • チームでの共同編集が簡単
  • クラウド保存で、どこからでもアクセス可能
  • PowerPointとの互換性あり

 複雑な機能が必要ない、シンプルなPOP制作に最適です。複数店舗で同じフォーマットを使いたい場合、テンプレートを共有すれば、各店舗で簡単にカスタマイズできます。

POP広告に関するよくある質問(FAQ)

POP広告の導入を検討している方から寄せられる、よくある質問にお答えします。

  • POP広告の制作費用の相場は?
  • POP広告はどのくらいの頻度で更新するべき?
  • POP広告に使える著作権フリーの素材はある?
  • POP広告の効果測定はどうすれば良い?
  • 法律的に気をつけることは?

Q1:POP広告の制作費用の相場は?

A:手法によって大きく異なります。

制作方法費用相場詳細
手書きPOP数十円〜紙とペンがあれば制作可能。100円ショップの色画用紙やマーカーで十分
自宅・コンビニ印刷数十円〜数百円/枚用紙代とインク代のみ。A4カラー印刷で1枚あたり数十円〜数百円
印刷会社への発注100〜300円/枚A4サイズのカラー印刷。大量発注すれば単価が下がる
デザイン外注5,000〜50,000円簡単なPOPで5,000〜10,000円、大型ポスターは20,000〜50,000円
等身大パネル30,000〜100,000円印刷費と台座込み。タレント起用の場合は別途肖像使用料が必要

コストを抑えたい場合は、Canvaなどの無料ツールを活用した自作がおすすめです。

Q2:POP広告はどのくらいの頻度で更新すべき?

A:季節ごと、または1〜2ヶ月に1回が目安です。

  • 季節ごとの更新(年4回): 春夏秋冬に合わせて、季節感のあるデザインやメッセージに変更します。クリスマス、バレンタイン、ゴールデンウィークなど、大型イベント前は必ず更新しましょう。
  • 月次更新(年12回): より細かく鮮度を保ちたい場合は、毎月のキャンペーンやおすすめ商品に合わせて更新します。
  • 週次更新: スーパーマーケットなど、日替わり・週替わりで特売品が変わる業種では、週次での更新が効果的です。

更新が必要なサインとしては下記が考えられます。

  • お客様がPOPを見なくなった(見慣れてしまった)
  • 情報が古くなった(価格変更、在庫切れなど)
  • 季節感がズレてきた
  • 色あせや汚れが目立つ

最低でも3ヶ月に1回は見直し、必要に応じて更新することをおすすめします。

Q3:POP広告に使える著作権フリーの素材はある?

A:はい、多くの無料素材サイトがあります。おすすめの著作権フリー素材サイトとしては下記が挙げられます。

  • Canva 
  • いらすとや
  • Pixabay・Unsplash
  • ICOOON MONO
  • フリーフォント

また、無料素材サイトを利用する際には下記に注意してください。

  • 利用規約を必ず確認する(商用利用の可否、クレジット表記の必要性)
  • インターネット上の画像を無断で使用しない
  • 有名人の写真は肖像権の問題があるため、公式に提供されているもの以外は使用不可

安全に使用するには、著作権フリーを明記しているサイトからダウンロードすることが重要です。

Q4:POP広告の効果測定はどうすればいい?

A:以下の方法を組み合わせて測定します。

①売上データ比較

  • POP設置前後の売上を比較
  • 対象商品の販売数を記録(日次・週次)
  • 前年同期との比較

②来店客数の測定

  • 入店カウンターやカメラで来店者数を計測
  • POP設置前後での変化を確認

③アンケート調査

  • レジでの簡単なアンケート(このPOPを見ましたか?などを問う)
  • お客様の声を収集(POPについての感想)

④A/Bテスト

  • 複数店舗で異なるPOPを試す
  • 同じ店舗内で異なるPOPを設置し、反応を比較

⑤スタッフの観察

  • POPの前で立ち止まる人の数
  • 商品を手に取る回数
  • スタッフへの質問の増減

完璧な測定は難しいですが、複数の指標を組み合わせることで、おおよその効果は把握できます。

Q5:法律的に気をつけることは?

A:主に3つの法律に注意が必要です。

①薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)

  • 化粧品、健康食品、医薬部外品などの広告に適用
  • 「病気が治る」「シミが消える」などの効果効能を断定する表現は禁止
  • 誇大広告や虚偽広告は罰則の対象

②景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)

  • 「日本一」「世界初」などの最上級表現は、根拠が必要
  • 「通常価格10,000円→今だけ3,000円」という二重価格表示は、実際の販売実績が必要
  • 虚偽や誇大な表示は禁止

③著作権法

  • 他人の写真、イラスト、文章を無断使用してはいけない
  • 有名人の写真には肖像権があり、無断使用は違法
  • フォントも著作権の対象になる場合がある(商用利用可能なものを選ぶ)

安全な表現のポイントとして、下記を押さえておくのがおすすめです。

  • 断定を避け、「個人の感想です」などの注記を入れる
  • 根拠のない数字や比較表現を使わない
  • 公式に提供されている素材のみ使用する
  • 不安な場合は、弁護士や専門家に相談する

法律違反は企業の信頼を損なうだけでなく、罰金や営業停止などのリスクもあります。慎重に確認しましょう。

まとめ

POP広告で効果を上げるためには、以下のポイントを押さえることが重要です。

  • 商品理解とターゲット設定を明確にする
  • デザインとキャッチコピーで差別化する
  • 設置・効果検証・改善のサイクルを回す
  • タレント起用で注目度と信頼性を高める

POP広告の成功例として、タレントの等身大パネルを使用して集客を伸ばしたという事例も数多く報告されています。有名なタレントを商材の広告に起用することで通行人の目を惹くことができ、なおかつ商品やサービスの信頼性も上がるため、非常に有効な手段です。

しかし、従来のタレント起用には高額な費用がかかるため、中小企業や個人店舗では実現が難しいという課題がありました。

そのような企業には、タレントサブスク「アクセルジャパン」がおすすめです。 月額定額で有名タレントの写真・動画素材を利用でき、POP広告やポスター、Web広告など、あらゆる媒体での活用が可能です。

素材数は1タレントあたり300パターン以上あるだけでなく、素材のカラー変更ができるといったクリエイティブの自由度も高いので、POP広告との相性も非常に良いサービスです。

タレントの影響力を活用し、さらに強力な広告キャンペーンを展開したいと考えている企業は、ぜひ一度アクセルジャパンにお問い合わせください。

(※規定あり)

  • ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)とは?

    アクセルジャパンは、著名タレントの肖像素材(写真・動画)を定額制で提供する広告支援サービスです。
    中小企業やスタートアップでも、安心価格でインパクトあるタレント起用が可能に。
    紙・Web・SNS・動画などあらゆる媒体で、タレントの力を最大限に活かしたプロモーションが実現します。

  • 特徴・強み

    ◆ 月額定額でコストを抑えて使える
    通常、数百万円かかることもあるタレント起用。
    アクセルジャパンなら初期費用ゼロ・月額定額制で、明朗&低リスクに導入できます。
    ◆ 著名タレントが多数登録
    ヒロミさん、名倉潤さん、板野友美さん、篠田麻里子さん など
    信頼性のあるタレントを、企業の「顔」として活用可能。
    ◆ チラシからCM、Web広告まで幅広く活用可能
    印刷物、動画広告、SNS、イベントなど、様々な用途・業種に対応した素材が用意されています。

  • こんな企業におすすめ

    中小・ベンチャー企業でも「一歩進んだ」広告をしたい方

    広告や販売促進で競合と差別化したい方

    社外に対して信頼性・安心感を打ち出したい方

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