POP広告とは?売れるデザインのコツ・作り方・成功事例まで徹底解説

このページの内容の要約文を入力する
POP広告とは?売れるデザインのコツ・作り方・成功事例まで徹底解説

店舗の売上を伸ばしたいと考え、POP広告に興味をもったものの、具体的な作り方や効果が分からず以下のように悩んでいる方も少なくないでしょう。

  • POPの種類や役割とは?
  • 売れるPOPの作り方のコツは?
  • 成功しているPOP広告の事例はある?

POP広告は売り場で消費者の目を惹き、商品理解を深め、購入を後押しする役割を担う、売上拡大を支援するツールです。本記事では、POP広告の基本・種類・メリットとともに、売れるデザインの作り方やタレントを起用した最新の成功事例まで紹介します。

さらに効果を高める方法として、近年POP広告にタレントを起用する方法が注目されています。具体的な効果や活用方法を知りたい方は、以下の資料をご確認ください。

有名人を広告に起用する効果

目次

[ 詳細表示 ▼ ]

POP広告とは?

POP広告の「POP」は「Point of Purchase advertising」の略語で、直訳すると「購買時点広告」を意味します。お客様が商品を購入する瞬間、つまり購買意思決定の最終段階において訴求する広告手法です。

現代マーケティングにおいて、POP広告はオンライン・オフラインを統合したOMO(Online Merges with Offline)戦略でも重要性を増しています。 ECサイトとの連携やSNSとの相乗効果を狙った施策など、店頭での体験価値を高める要素として再評価されています。

OMOについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

POP広告の種類

効果的な売り場作りを実現するためには、POP広告の正しい使い分けが重要です。売り場の状況や来店者の状態により、訴求すべき情報の質やアプローチの仕方が異なるためです。

具体的には、POP広告は次の3つに分類されます。

  • 誘導するPOP
  • 接客するPOP
  • 購入を促すPOP

それぞれのPOP広告の特徴を踏まえ、自然に購入へ誘導する流れを作り出しましょう。

誘導するPOP

「誘導するPOP」とは、消費者を目的の売り場へスムーズに導く役割をもつPOP広告です。

主に売場内の導線づくりに使われ、商品棚や入口付近で効果を発揮します。よく目にする「誘導するPOP」の具体例は以下のとおりです。

誘導するPOPの具体例特徴
天井吊りバナー高い位置にあり、消費者は遠くからでも気づきやすい
フロアステッカー足元の視線を誘導し、消費者に対して直感的に進む方向を示す
立て看板通路の入口などに掲示され、消費者を商品のコーナーへ導く

売り出したい商品の存在を気づかせ、商品コーナーへの集客率や商品との接触率を高めます。

接客するPOP

商品のすぐ横に配置され、詳しい特徴やこだわりを伝えるのが「接客するPOP」です。

消費者は購入前に「どんな特徴があるのか」「自分に合うのか」を知りたいと考えているため 、情報が不足していると購入をためらうことがあります。商品の近くに配置するポスターや手書き風POPなどが主に「接客するPOP」の役割を担います。

接客するPOPの具体例特徴
ポスターカラー・フォントの統一感から、商品の世界観が伝わる
手書き風POP店員の声がそのまま届くような親近感を与えやすい
詳細説明ボード商品の詳しい特徴やこだわりを伝え、顧客の疑問や不安を解消する

店員の代わりに商品の魅力を伝え、消費者に納得感をもってもらうために、「接客するPOP」が用いられます。

オフラインだけでなく、オンライン媒体を使ったPOP広告も効果的です。注目されている方法として、画像や動画で商品の特徴を説明することができるデジタルサイネージが挙げられます。

デジタルサイネージに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

購入を促すPOP

レジ横や商品棚の最前列で、購入を迷っている消費者の背中をあと押しするのが「購入を促すPOP」です。当POPは「今ここで買う理由」を短く強く伝え、最後の一押しで心理的なハードルを取り除く役割があります。

レジ横や商品棚に設置されたプライスカードやシェルフトーカーなどが「購入を促すPOP」として活用されます。

購入を促すPOPの具体例特徴
プライスカード単なる値引きよりもお得感を演出し、購入を促す
シェルフトーカー視界に入りやすく、商品を手に取るタイミングで訴求しやすい
キャンペーンカード期間限定を強調し、今買う動機を高める

「購入を促すPOP」を適切に配置して、購入を迷っている顧客の背中を押し、売り上げに直結する売場づくりを実現しましょう。

POP広告がもたらす6つの効果・メリット

POP広告には、売り場での購買行動を後押しする多様な効果があります。

POP広告がもたらす主な効果は次の6つです。

  1. 商品・サービスの認知度向上
  2. 商品・サービスの理解度向上
  3. 来店者の購入意欲を促進
  4. 店舗イメージの改善・向上
  5. 店舗内の案内力強化
  6. 商品のブランドイメージを強化

POP広告の効果を理解し、売上につながる戦略的な売り場の土台を固めましょう。

効果1:商品・サービスの認知度向上

POP広告には、商品やサービスの存在を消費者に気づかせる効果があります。

目立つ色・文字・写真などを利用したPOP広告は、消費者の視線が集まりやすく、商品の認知度を飛躍的に高めるのに有効です。

たとえば、POP広告に「新商品」「期間限定」「人気急上昇」などの引きのある言葉を添えると、希少性や損失回避の心理から 、消費者の視線は自然に止まり、商品に気づいてもらいやすくなります。

購入してもらううえで最初のハードルである「知ってもらう」を達成したい場合に、POP広告は効果を発揮しやすいといえるでしょう。

商品やサービスの認知度を高める方法を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

効果2:商品・サービスの理解度向上

POP広告は、商品の良さや具体的なこだわりを、短時間でわかりやすく伝えるのに有効なツールです。商品パッケージの説明だけでは価値や使い心地が十分に伝わらないケースも多く、補足情報が必要になります。

たとえば、オーガニック素材のタオルの横に「赤ちゃんにも安心な理由」を解説したイラスト付きPOPを置くことで、消費者は商品の品質を理解しやすくなります。消費者に商品やサービスの魅力を正しく伝えるためにも、POP広告を活用して価値を効果的に届けましょう。

効果3:来店者の購入意欲を促進

POP広告は特定の商品やサービスの魅力を伝え、消費者の購買意欲を喚起し、「衝動買い」を促進します。なぜなら、POP広告を通じて消費者は商品の魅力やメリットの理解が進み、購入欲求が高まりやすくなるためです。

具体的には、「スタッフ愛用」「売上No.1」「お客様の声で人気上昇中」など、信頼性のある情報を記載することで購入意欲を大きく高めます。効果的なPOP広告を作り続けて、継続的に売上を向上させましょう。

効果4:店舗イメージの改善・向上

POP広告は、店舗全体の印象を良くする効果もあります。

丁寧な案内やこだわりを感じるPOPは、消費者に「信頼できる」「親切」などの印象を与えます。たとえば、手書き風のPOPや統一感のあるデザインのPOPは、店の雰囲気を明るくし、消費者に親しみやすさを感じてもらうのに効果的です。

店舗のスタイルに合わせたPOP広告で、ファン作りを加速し、リピート率の高い店舗にしましょう。

効果5:店舗内の案内力強化

POP広告には、店内の案内力を高める役割もあります。

POP広告に売り場情報などを掲載していれば、スタッフがいなくても消費者が自力で目的の商品にたどり着けるようになり、利便性が向上します。どこに何があるか、どの商品がおすすめかが一目で分かれば、わざわざ店員を探したり尋ねたりする手間が省けるのです。

案内情報が豊富なPOP広告は、顧客満足度を高めるだけでなく、店員が問い合わせ対応する回数を減らし、店舗運営の効率化にも貢献します。

効果6:商品のブランドイメージを強化

商品のブランドイメージに合わせたPOP広告のビジュアルやメッセージは、消費者の中でブランドイメージが強化されます。特に音楽アーティストや著名タレント関連商品では、イメージに沿ったデザインや配色を用いると、ファンのブランドロイヤリティ向上に役立ちます。

POP広告を広告媒体としてだけでなく、認知度向上・販売促進・ブランディングの道具として活用し、他店との差別化を進めましょう。

ブランディングを強化する方法を幅広く知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

売れるPOP広告に共通するポイント

売れるPOP広告に共通するポイント

売れるPOP広告には、消費者の心を動かす共通のポイントがあります。消費者は店内で短い時間しか商品を見ていないため、瞬時に理解できるPOP広告であれば購買行動につながりやすいのです。

効果的なPOP広告に共通するポイントは次の3つです。

  1. 興味を惹く視認性
  2. ひと目で分かる判読性
  3. 売り場との連動性

共通ポイントを押さえたPOP広告を制作し、売り場全体の魅力を高め、売上向上を目指しましょう。

興味を惹く視認性

視覚的な要素は、文字だけのPOPよりも強い訴求力をもちます。POP広告で消費者の興味を惹きつけるポイントは以下のとおりです。

  • 色の心理効果を活用(赤は緊急性や購買意欲を刺激・青は信頼感や安心感・黄色は明るさや活気・緑は安心感や自然をイメージ)
  • 商品写真で実物イメージを伝達
  • イラストで親しみやすさを演出

さらに視覚的効果を高めたい場合は、タレント写真の活用がおすすめです。タレント素材を活用することで、注目度や信頼性をいっそう高めることができます。ほかの商品・サービスとの違いをより際立たせたい場合に効果的です。

ひと目で分かる判読性

視線を惹きつけた後に重要なのは、見た瞬間に内容が伝わる分かりやすさです。 買い物中にPOP広告を見る時間はわずかであり、長文や複雑な情報は読み飛ばされる可能性が高いためです。

メッセージを伝わりやすくする具体的なポイントには、下記の方法が挙げられます。

  • 訴求内容は1つのPOPにあたり1つ
  • 数字を提示
  • 誰でも理解できる言葉への変換
  • 効果・メリットを冒頭に記載
  • 文字量は最小限

POPのメッセージをより伝わりやすくして、購買行動を後押ししましょう。

売り場との連動性

POP広告と売り場の配置・商品陳列・視線の流れが揃うほど、説得力は大きく高まります。POP広告が売り場で浮いてしまうと、消費者に違和感を与え、情報が届きにくくなるためです。

売り場との連動性を高めるためには、以下の3つのポイントを意識しましょう。

  • 売り場のテーマカラーと統一したPOPの色使い
  • 季節装飾や店内イベントと連動した世界観の演出
  • 関連商品の近くに配置する「ついで買い」の動線設計

売り場全体とPOP広告を調和させることで、自然な購買導線を作りやすくなり、商品との接触率や購入率の向上につながります。 

POP広告の作り方のコツ3つ

POP広告を効果的に作るためには、基本となるコツを押さえておきましょう。限られたスペースでPOP広告から魅力を伝えるためには、情報の整理やデザインの工夫が肝要です。

押さえるべき基本的なコツは、3つ挙げられます。

  1. 絞り込んだターゲット
  2. 簡潔かつ定量的なメッセージの書き方
  3. 購買意欲を刺激するデザイン

3つのコツを意識して、消費者の心を掴むPOP広告を目指しましょう。

コツ1:絞りこんだターゲット

POP広告制作の第一歩は、アプローチすべき最適なターゲットの選定です。新規顧客の獲得が目的なのか、既存顧客のリピート購入促進が目的なのかによって、訴求内容は大きく変わります。

たとえば、「30代女性」ではなく「38歳女性、共働き、小学生の子供が2人、時短料理に関心がある主婦」と詳細に設定することで、より刺さるメッセージを作ることができます。

ターゲット像を詳細かつ具体的に設定して、より刺さるメッセージを訴求しましょう。

ターゲット設定に重要なペルソナに関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

コツ2:簡潔かつ定量的なメッセージの書き方

目にとまりやすい魅力的なキャッチコピーは、購買行動を促進し、売上につながる可能性を高めます。重要なのは、売り手側ではなくあくまで消費者目線での構成です。

そのため、消費者視点で「この商品を使えばこんな悩みが解決できる」が訴求できるような内容を考えましょう。

効果的なキャッチコピーのパターンは、下記5つが挙げられます。

  • 数字を入れる:「30秒で完成」「売上3倍」
  • 疑問形:「その疲れ、そのままにしていませんか?」
  • 限定感:「本日限り」「残り5個」
  • ベネフィット提示:「翌朝スッキリ」「家事の時間が半分に」
  • 共感:「忙しいママの味方」

具体的で短く、メリットが伝わるメッセージを心がけましょう。

コツ3:購買意欲を刺激するデザイン

訴求ポイントが決まったら、POP広告で視覚的・言語的に表現します。

同じ内容でも使用する色・フォント・レイアウトなどで効果は大きく変動します。ブランド感を大切にしたい場合は、商品パッケージに合わせた色・フォントを使用し、統一感を出すことが重要です。

さらに購買意欲を刺激したい場合は、タレントの写真を掲載してみましょう。タレントのイメージや認知度の高さにより、商品の存在感・特別感が際立ち、競合商品との差別化もしやすくなります。

特に認知度の高いタレントを起用したPOP広告は、視線を強く惹きつけ、商品だけでなく売場全体の印象を一段引き上げる効果が期待できます。

視覚的なデザインを工夫し、感情に訴えかけ、消費者の購買意欲を高めましょう。

有名人を広告に起用する効果

POP広告の成功事例3選

POP広告を活用して成果を出している事例を詳しく分析すると、自店への具体的な応用策が見えてきます。成功している店舗は、POPを単なる説明書ではなく、顧客との対話ツールとして戦略的に活用しているのが特徴です。

たとえば、POP広告にタレントを起用して強い話題性や訴求力を生み出した事例も複数あり、売場づくりの幅を広げるヒントになります。そこで、本項ではタレントをPOP広告に起用した場合の事例に絞って紹介します。、自店で実践できるヒントを探り、売上を最大化させましょう。

事例1:株式会社ライフスタイルカンパニー様

不動産売買仲介・販売業のライフスタイルカンパニー様は、店舗看板などを見直し、来店数の増加に成功しています。

POP広告活用前の悩みや活用したPOP広告と効果は以下のとおりです。

項目内容
POP広告活用前の悩み会社の認知度の低さ
信頼性向上に向けたノウハウの不足
広告投資の費用対効果への不安
活用したPOP広告店頭看板
POP広告活用の効果信頼度向上
受注率向上

事例2:ミャンマー・ユニティ様

人材紹介業のミャンマー・ユニティ様は、複数のPOP広告を組み合わせたことにより、信頼感の早期確立とブランド認知の拡大に成功しました。タレントの知名度をPOPに反映させたことにより、効率的にビジネス拡大を実現させた好事例です。

項目内容
POP広告活用前の悩み企業の信用獲得の難しさ 
活用したPOP広告等身大パネル・壁掛け用幕・ポスター・受付台装飾など
POP広告活用の効果派遣人数が 約144%増加
自社イメージ訴求の強化
商談の円滑化

事例3:株式会社ULTRA WIDE様

リユース業のULTRA WIDE様は、誘導POPの見直しにより、自社の安心感の向上やイメージアップに成功しました。著名なタレントを販促物に起用した結果、視認性が飛躍的に高まり、潜在顧客からの「安心感」を獲得しやすくなっています。

項目内容
POP広告活用前の悩み企業イメージにおける安心感の不足
活用したPOP広告のぼり・イベントPOPなど
POP広告活用の効果安心感の醸成

芸能人をPOP広告に起用した場合の具体的な効果に興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

POP広告でよくある失敗パターンと対策

POP広告で効果が出ない場合、いくつかの典型的な失敗パターンに陥っている可能性があります。ここでは、よくある5つの失敗とその対策を解説します。

  1. POPを貼りすぎる(注目度の分散)
  2. 情報を詰め込みすぎる(読まれない)
  3. ターゲットが不明確(誰にも刺さらない)
  4. 定期的に更新しない(飽きられる)
  5. 効果測定しない(改善できない)

順に紹介します。

①POPを貼りすぎる(注目度の分散)

あれもこれもと欲張ってPOPを大量に貼ると、視線が散って「結局どれを見ればいいか分からない」状態になります。

結果、主力商品の訴求が埋もれ、購買導線が弱くなってしまいます。

POPは「面」ではなく「点」で効果を発揮させる点が重要です。最優先の訴求を1つ決めて強調し、棚1区画あたりの上限ルールを設けましょう(例:1区画につきPOPは3枚まで)。主役POPと補助POPの役割分担を明確にすると、メリハリのある売り場づくりが進みます。

②情報を詰め込みすぎる(読まれない)

POPは「一瞬で情報を判断する媒体」です。

文字量が多いほど読むのが面倒と感じられ、スルーされてしまいます。そのため、伝えるべきメッセージは「1つ」に絞るのが鉄則です。

見出しを短く強くし、メリットを先頭にもってきます(例:「忙しい朝に最適!レンジで3分」)。補足情報は最小限にし、数字や根拠は1つまで、箇条書きは最大3点までに抑えます。「詳しくはスタッフまで」と誘導し、対面での説明につなげるのも効果的です。

③ターゲットが不明確(誰にも刺さらない)

「お得です」「おすすめ」など、誰に向けた言葉か分からないPOPは、誰の心にも響かない当たり障りのないメッセージになってしまいます。

ペルソナ設定でターゲットを具体的な人物像に絞り込み、その人が得られるメリットを明確にします。時短・失敗しない・コスパが良い・子供が喜ぶなど、具体的な価値を伝えましょう。「◯◯でお困りの方へ」「△△な人におすすめ」などのターゲットに直接語りかける表現も有効です。

④定期的に更新しない(飽きられる)

常連客ほど見慣れてしまい、「情報としての鮮度」が落ちて反応が鈍化します。季節・価格・在庫とズレて「古い印象」を与え、店舗管理の甘さを印象づけてしまいます。

鮮度の劣化を防ぐためには、週次または月次の入れ替え、季節イベント前の差し替えなどの更新ルールを明確に作りましょう。カレンダーに更新日を記入し、担当者を決めて習慣化します。同じフォーマットで文言だけ変える仕組みを作れば、デザインから考える必要がなく、スピーディーな更新がしやすくなります。

⑤効果測定しない(改善できない)

「頑張って作ったのに成果が分からない」状況では、改善の打ち手が属人的になり、再現性がありません。担当者の勘や経験だけに頼ると、成功パターンを組織として蓄積できません。

最低限、対象商品の売上・販売点数・比較期間(POP設置前後、前年同週など)をセットで確認するのが基本です。A/Bテスト(見出し違い、価格訴求vsメリット訴求など)を実施し、結果から勝ちパターンを見つけてテンプレート化します。「まず試してみる→測る→改善する」のサイクルが重要です。

POP広告作成に使える無料ツール・アプリ

デザインスキルに自信がない方でも、無料ツールを活用すれば、プロ級のPOP広告が制作できます。ここでは、おすすめのツールを4つ紹介します。

  • デザイン初心者 → Canva
  • プロ級の仕上がりを求める → Adobe Express
  • 日本のイベントに特化 → MiriCanvas
  • シンプルで共同作業重視 → Googleスライド

これらのツールを活用すれば、外注コストをかけずに、高品質なPOP広告を自作できます。まずは無料プランで試してみて、自社に合ったツールを見つけましょう。

①Canva(キャンバ)

Canvaは、世界中で利用されているグラフィックデザインツールです。特徴は下記のとおりです。

  • 豊富なテンプレート(POP、ポスター、チラシなど数千種類)
  • 直感的なドラッグ&ドロップ操作で初心者でも簡単
  • 無料素材(写真、イラスト、フォント)が充実
  • スマホアプリ版もあり、外出先でも編集可能
  • 印刷データのダウンロードも可能

POP広告のテンプレートが豊富で、業種別(飲食店、小売店、サロンなど)に検索が行えます。色やフォントを変えるだけで、オリジナルのPOPが完成します。

参考:Canva

②Adobe Express(旧Adobe Spark)

Adobeが提供する無料デザインツールで、プロフェッショナルな仕上がりになりやすいです。特徴としては下記が挙げられます。

  • Adobe品質の高度なデザイン機能
  • SNS投稿サイズやポスターサイズなど、用途別のテンプレート
  • アニメーションやビデオの制作も可能
  • Adobe Fontsの豊富なフォントライブラリ
  • ブランドカラーの設定で統一感のあるデザインが可能

デザインのクオリティが高く、ブランドイメージを重視する店舗に最適です。また、動きのあるデジタルサイネージ用コンテンツにも対応し、売り場の世界観を演出します。

参考:Adobe Express

③MiriCanvas(ミリキャンバス)

韓国発のデザインツールで、日本語対応のテンプレートが充実しています。特徴は下記のとおりです。

  • 日本語テンプレートが豊富(日本の季節イベントに対応)
  • K-POPやトレンドを取り入れたデザイン
  • 無料プランでも十分な機能
  • 縦書き対応で和のテイストも表現可能
  • コラボレーション機能でチームでの編集が可能

日本市場に特化したテンプレートが多く、お正月・節分・七夕など、日本の季節イベント向けのデザインがすぐに見つかります。

参考:MiriCanvas(ミリキャンバス)|テンプレート

④Googleスライド

意外と知られていませんが、GoogleスライドもPOP制作に活用できます。特徴は下記です。

  • Googleアカウントがあれば無料で使用可能
  • シンプルで使いやすいインターフェース
  • チームでの共同編集が簡単
  • クラウド保存で、どこからでもアクセス可能
  • PowerPointとの互換性あり

複雑な機能が必要ない、シンプルなPOP制作に最適です。複数店舗で同じフォーマットを使いたい場合、テンプレートを共有すれば、各店舗で簡単にカスタマイズできます。

POP広告に関するよくある質問(FAQ)

POP広告の導入を検討している方から寄せられる、よくある質問にお答えします。

  • POP広告の制作費用の相場は?
  • POP広告はどのくらいの頻度で更新するべき?
  • POP広告に使える著作権フリーの素材はある?
  • POP広告の効果測定はどうすれば良い?
  • 法律的に気をつけることは?

Q1:POP広告の制作費用の相場は?

A:手法によって大きく異なります。

制作方法費用相場詳細
手書きPOP数十円〜紙とペンがあれば制作可能。100円ショップの色画用紙やマーカーで十分
自宅・コンビニ印刷数十円〜数百円/枚用紙代とインク代のみ。A4カラー印刷で1枚あたり数十円〜数百円
印刷会社への発注100〜300円/枚A4サイズのカラー印刷。大量発注すれば単価が下がる
デザイン外注5,000〜50,000円簡単なPOPで5,000〜10,000円、大型ポスターは20,000〜50,000円
等身大パネル30,000〜100,000円印刷費と台座込み。タレント起用の場合は別途肖像使用料が必要

コストを抑えたい場合は、Canvaなどの無料ツールを活用した自作がおすすめです。

Q2:POP広告はどのくらいの頻度で更新すべき?

A:季節ごと、または1〜2ヶ月に1回が目安です。

更新頻度取り組み例
週次更新スーパーマーケットなど、日替わり・週替わりで特売品が変わる業種では、週次での更新が効果的です。
月次更新(年12回)より細かく鮮度を保ちたい場合は、毎月のキャンペーンやおすすめ商品に合わせて更新します。
季節ごとの更新(年4回)春夏秋冬に合わせて、季節感のあるデザインやメッセージに変更します。クリスマス、バレンタイン、ゴールデンウィークなど、大型イベント前は必ず更新しましょう。

なお、更新が必要なサインとしては下記が考えられます。

  • お客様がPOPを見なくなった(見慣れてしまった)
  • 情報が古くなった(価格変更、在庫切れなど)
  • 季節感がズレてきた
  • 色あせや汚れが目立つ

最低でも3ヶ月に1回は見直し、必要に応じて更新することをおすすめします。

Q3:POP広告に使える著作権フリーの素材はある?

A:はい、多くの無料素材サイトがあります。おすすめの著作権フリー素材サイトとしては下記が挙げられます。

  • Canva 
  • いらすとや
  • Pixabay・Unsplash
  • ICOOON MONO
  • フリーフォント

また、無料素材サイトを利用する際には下記に注意してください。

  • 利用規約を必ず確認する(商用利用の可否、クレジット表記の必要性)
  • インターネット上の画像を無断で使用しない
  • 有名人の写真は肖像権の問題があるため、公式に提供されているもの以外は使用不可

安全に使用するには、著作権フリーを明記しているサイトからダウンロードすることが重要です。

Q4:POP広告の効果測定はどうすればいい?

A:以下の方法を組み合わせて測定します。

効果測定手法具体的な測定方法
売上データ比較・POP設置前後の売上を比較
・対象商品の販売数を記録(日次・週次)
・前年同期との比較
来店客数の測定・入店カウンターやカメラで来店者数を計測
・POP設置前後での変化を確認
アンケート調査・レジでの簡単なアンケート(このPOPを見ましたか?などを問う)
・お客様の声を収集(POPについての感想)
A/Bテスト・複数店舗で異なるPOPを試す
・同じ店舗内で異なるPOPを設置し、反応を比較
スタッフの観察・POPの前で立ち止まる人の数
・商品を手に取る回数
・スタッフへの質問の増減

完璧な測定は難しいですが、複数の指標を組み合わせることで、おおよその効果は把握できます。

Q5:法律的に気をつけることは?

A:主に3つの法律に注意が必要です。

関連法主な内容
薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)・化粧品、健康食品、医薬部外品などの広告に適用
・「病気が治る」「シミが消える」などの効果効能を断定する表現は禁止
・誇大広告や虚偽広告は罰則の対象
景品表示法(不当景品類及び
不当表示防止法)
・「日本一」「世界初」などの最上級表現は、根拠が必要
・「通常価格10,000円→今だけ3,000円」という二重価格表示は、実際の販売実績が必要
・虚偽や誇大な表示は禁止
著作権法・他人の写真、イラスト、文章を無断使用してはいけない
・有名人の写真には肖像権があり、無断使用は違法
・フォントも著作権の対象になる場合がある(商用利用可能なものを選ぶ)

安全な表現のポイントとして、下記を押さえておくのがおすすめです。

  • 断定を避け、「個人の感想です」などの注記を入れる
  • 根拠のない数字や比較表現を使わない
  • 公式に提供されている素材のみ使用する
  • 不安な場合は、弁護士や専門家に相談する

法律違反は企業の信頼を損なうだけでなく、罰金や営業停止などのリスクもあります。慎重に確認しましょう。

まとめ:POP広告を売上拡大の原動力に

本記事では、POP広告の基本的な役割や種類に加え、売れるPOPの共通点・作り方のコツ、さらに具体的な成功事例までを体系的に解説しました。

POP広告は、消費者に商品・サービスの存在を気づかせ、理解を深めてもらい、購入を後押しする“売り場の販売員”として大きな力を発揮します。特に視認性を高めた配色や具体的な数値を用いたメッセージは、顧客の迷いを払拭し、消費者を購買行動に誘導したい場合に有効です。

さらに、タレントを起用したPOPは大きな注目を集めやすく、ブランドの信頼性向上や売場全体の訴求力アップにもつながります。

しかし費用面から起用を断念している企業様も少なくありません。従来のタレント起用は高額な出演料が必要となるため、中小企業や個人店舗にとっては手が届きにくい施策でした。そこで有効なのが、タレントサブスクサービス「アクセルジャパン」です。月額制で著名タレントの写真・動画素材を利用でき、POPやポスター、Web広告など幅広い媒体に活用できます。

1タレントあたり300パターン以上の素材をご用意しているだけでなく、カラー変更などの加工も可能なため、クリエイティブの自由度が高く、POP広告との相性も抜群です。

タレントの影響力を活かして、より強力なプロモーションを展開したい企業は、ぜひ一度アクセルジャパンへご相談ください。

  • ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)とは?

    アクセルジャパンは、著名タレントの肖像素材(写真・動画)を定額制で提供する広告支援サービスです。
    中小企業やスタートアップでも、安心価格でインパクトあるタレント起用が可能に。
    紙・Web・SNS・動画などあらゆる媒体で、タレントの力を最大限に活かしたプロモーションが実現します。

  • 特徴・強み

    ◆ 月額定額でコストを抑えて使える
    通常、数百万円かかることもあるタレント起用。
    アクセルジャパンなら初期費用ゼロ・月額20万円~で、明朗&低リスクに導入できます。
    ◆ 著名タレントが多数登録
    ヒロミさん、名倉潤さん、板野友美さん、篠田麻里子さん など
    信頼性のあるタレントを、企業の「顔」として活用可能。
    ◆ チラシからCM、Web広告まで幅広く活用可能
    印刷物、動画広告、SNS、イベントなど、様々な用途・業種に対応した素材が用意されています。

  • こんな企業におすすめ

    中小・ベンチャー企業でも「一歩進んだ」広告をしたい方

    広告や販売促進で競合と差別化したい方

    社外に対して信頼性・安心感を打ち出したい方

資料ダウンロード 資料ダウンロード 無料相談する 無料相談する