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企業価値向上へ!ブランディングで得られる5つの効果と成功事例

2024/11/29
企業価値向上へ!ブランディングで得られる5つの効果と成功事例

消費者の価値観が多様化し、商品やサービスの選択肢が爆発的に増えている現代において、企業が生き残っていくためには、顧客から選ばれる「強いブランド」を築くことが不可欠です。

ブランディングは、もはや大企業だけのものではありません。中小企業や個人事業主にとっても、ブランディングは事業成長の鍵を握る重要な戦略となっています。

この記事では、ブランディングで得られる効果と成功事例を紹介します。

ブランディングとは

商品やサービスがあふれる現代、顧客の心を掴むためには、差別化を図り、選ばれる理由を明確に示す必要があります。そこで重要となるのが「ブランディング」です。

ブランディングの定義

ブランディングとは、商品やサービス、企業自体に独自の価値やイメージを付与し、顧客の心を掴むための戦略を指します。単なるロゴマークやデザインだけでなく、企業理念や顧客体験、従業員行動、社会貢献活動など、企業活動全体がブランディングの対象となります。

ブランディングの重要性

現代社会において、消費者は膨大な情報と選択肢に囲まれており、商品やサービスの差別化はますます困難になっています。

主に機能や価格で比較検討される時代において、顧客の心を動か、選ばれ続けるためには、独自の価値や魅力を訴求するブランディングが不可欠です。

ブランディングによって、消費者は商品やサービスに込められた想い、企業姿勢、提供される体験価値などの情報を得ることができます。共感された結果として、他の追随を許さない、揺るぎないブランドを確立することが可能になるのです。

ブランディングのメリットとデメリット

ブランディングを強化することによるメリットは大きいですが、デメリットも存在します。

◆メリット

・顧客のロイヤリティ向上
独自の価値観に共感した顧客との強固な関係構築が可能になる。

・価格競争からの脱却
ブランド力により、価格以外の要素で選ばれるようになる。

・企業価値の向上
将来的に企業の資産価値や株式価値の向上につながる。

・優秀な人材の確保
魅力的なブランドを持つ企業は、求職者にとっても魅力的になる。

◆デメリット

・費用と時間が必要
効果が出るまでに時間とコストがかかる場合が多い。

・効果測定が難しい
定量的な効果測定が難しい場合もある。

・継続的な努力が必要
一度構築したブランドイメージを維持・向上させるには、継続的な努力が必要。

以上を理解したうえで、ブランディング施策に取り組みましょう。

ブランディングで得られる効果

ブランディングで得られる効果

ブランディングによって得られる効果は多岐に渡ります。ここでは、特に重要な5つの効果について詳しく解説していきます。

効果1:信頼感の醸成

企業にとって、顧客からの信頼は非常に重要です。信頼は、顧客との長期的な関係を築き、安定的な収益を確保するための基盤となります。

◆信頼によるリピート率の向上

ブランディングによって商品やサービス、そして企業そのものに信頼感が生まれると、顧客は安心してリピートしてくれるようになり、LTV(Life Time Valu:顧客生涯価値)の最大化へとつながります。

リピーターは、新規顧客獲得よりも低いコストで獲得できるため、収益向上に大きく貢献してくれるでしょう。

◆顧客ロイヤルティの構築

ブランドに共感し、強い愛着をもつロイヤルカスタマーは、企業にとってかけがえのない存在です。彼らは積極的に商品やサービスを推奨し、時には厳しい意見も寄せてくれるので、企業の成長に大きく関係します。

たとえば、あるアウトドアブランドの愛用者は、単に高機能な製品を求めているだけではありません。そのブランドが掲げる「自然との共存」という理念や、製品開発に込められたストーリーに共感し、強い愛着をもっています。

そのため、新製品が発売される度に購入したり、周囲に勧めたりするなど、ロイヤルカスタマーとして行動してくれるのです。

効果2:売上向上

ブランディングは、企業の売上向上にも大きく貢献します。ブランド力が高まると、顧客は競合他社よりも高い価格であっても購入を検討するようになり、新規顧客獲得も促進されるでしょう。

◆ブランド価値の高まりによる価格設定の自由度

確固たるブランドが確立されると、価格競争に巻き込まれることなく、価格設定に自由度が増すので、適切な利益を確保しやすくなります。

高級ブランド品などが良い例で、素材や品質の良さだけでなく、ブランドがもつコンセプト、歴史、希少性などに価値を見出す顧客は、高価格であっても進んで購入してくれるでしょう。

◆高い認知度による新規顧客獲得

認知度が高くなると、ブランド名自体が広告塔となり、新規顧客獲得を促進します。顧客は、初めて購入する商品やサービスを選ぶ際に、知名度や信頼性が高いブランドを優先的に選ぶ傾向があります。

効果3:集客コストの削減

ブランディングは、集客にも効果を発揮します。明確なブランドイメージに基づいた広告戦略や、口コミによる自然な集客は、費用対効果の高い集客を実現するでしょう。

◆効率的な広告戦略

明確なブランドイメージが確立されると、ターゲット層に響く広告メッセージを効果的に発信できるようになります。結果として、無駄な広告費を抑えつつ、効率的に顧客を獲得することにつながるのです。

◆口コミによる自然な集客

ブランドのファンは、自発的にその商品やサービスを友人や家族に勧めたくなるものです。SNSでの拡散や口コミによる自然な集客は、広告費をかけずに新規顧客獲得に繋がる強力な手段となります。

近年では、InstagramやX(旧Twitter)などのSNSで、お気に入りの商品やサービスの感想を共有することが一般的になっています。

企業が費用をかけて広告を打たなくても、顧客が「いいね」や「シェア」を通じて、ブランドメッセージを広げてくれる可能性も秘めているのです。

効果4:社内モチベーションの向上

ブランディングは、顧客だけでなく、従業員のモチベーション向上にも貢献します。従業員が自社のブランドに誇りをもつことで、企業文化の醸成や人材の定着にもつながります。

◆従業員のブランドへの誇り

従業員は、自らが働く企業のブランドに対して誇りや愛着をもつことで、モチベーションやエンゲージメントが高まります。これは、最終的に顧客満足度の向上や生産性向上につながり、企業の成長を促進する原動力となるでしょう。

また、採用面でも効果を発揮することもあります。たとえば、就職活動中の学生が、複数の企業から内定を得たとします。その中に、業界内で確固たる地位を築いている、誰もが知っている有名企業であれば、安心感や信頼感から、その企業を選ぶ可能性が高まるでしょう。

◆社内文化の醸成

共有すべきブランド価値観が明確化されることで、従業員一人ひとりが同じ方向を向いて行動できるようになります。これは、企業文化をより強固なものにし、一体感を生み出す効果も期待できます。

効果5:ビジネスチャンスの拡大

強いブランド力は、新たなビジネスチャンスを生み出す力にもなり、既存事業の枠を超え、新たな顧客層や市場を獲得する可能性が広がるでしょう。

◆ブランド力による新規事業の可能性

顧客からの信頼や認知度を活かすことで、新規事業立ち上げのリスクを軽減し、成功の可能性を高めることができます。

たとえば、高品質なコーヒー豆と洗練された店舗デザインで人気のカフェチェーンが、自社のブランド力を活かして、関連商品の開発・販売に乗り出した場合、既存顧客からの認知度や信頼を活かすことで、新市場への参入をスムーズに行うことができるでしょう。

◆提携・コラボレーションの機会増加

魅力的なブランド力をもつ企業は、他社からの注目も集めやすくなります。有利な条件での業務提携やコラボレーションの可能性も広がり、事業拡大や新たな価値創造につながる可能性も高まります。

たとえば、環境に配慮した商品開発で知られる企業の場合、同じ価値観をもつ企業や団体から、コラボレーションのオファーが多数寄せられるでしょう。これは、ブランドに対する共感によって、新たなパートナーシップが生まれやすくなることを示しています。

ブランディング成功事例

ブランディング成功事例

ここまで、ブランディングの効果や重要性を説明しました。次に具体的な成功事例をみていきましょう。企業規模に関わらず、独自の戦略でブランド構築に成功している事例を紹介します。

Case1:ターゲットに寄り添う共感型ブランディング

ある自然派化粧品メーカーは、従来の化粧品広告のような華やかさや完璧な美しさではなく、「ありのままの自分を愛そう」というメッセージを打ち出し、等身大の女性をモデルに起用しました。

その結果、多くの女性から共感を得て、支持層を拡大することに成功しました。これは、ターゲット顧客の価値観やライフスタイルに深く寄り添い、共感を呼ぶメッセージを発信し続けた結果といえるでしょう。

Case2:革新性で未来を創造するブランディング

あるメーカーは、環境問題への意識の高まりを受けて、いち早く新たな製品開発に注力し、「未来の社会を創造する」というビジョンを明確に打ち出しました。

そして、単に機能が良いだけでなく、スタイリッシュなデザインや最新のテクノロジーを搭載した製品を開発することで、新しい顧客層だけでなく、従来の顧客をも魅了しました。

これは、社会の変化をいち早く捉え、顧客の期待を超える革新的な製品やサービスを提供することで、ブランドとしての存在感を高めた好例です。

Case3:地域密着で顧客との絆を深めるブランディング

地方都市にある小売店は、競合店の進出による競争激化に悩まされていました。

そこで、「地域のお客様に愛されるお店づくり」を掲げ、地元の生産者の商品を積極的に取り揃え、さらに地域イベントへの協賛や、地元への貢献活動にも積極的に取り組みました。

その結果、地域住民にとって無くてはならない存在となり、売上を回復させることに成功した事例です。

まとめ

ブランディングは、企業が持続的な成長を遂げる上で欠かせない戦略です。顧客の心を掴み、選ばれ続けるブランドを構築することで、企業価値を向上させることができます。

成功している企業のブランディング事例を参考に、自社に最適な戦略を立案しましょう。重要なのは、顧客視点に立ち、一貫性のあるブランドメッセージを発信し続けることです。

なお、ブランディングを成功させるためには、認知度の高い有名タレントをイメージキャラクターとして起用するのも効果的な手段です。新たなブランディングを展開したいとお考えであれば、タレントの起用を検討してはいかがでしょうか。

ただタレントを起用できるだけの予算はない、という場合には、タレントサブスクの活用を検討してみましょう。

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(※規定あり)

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