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シェアリングサービスとは?具体例と注目されている理由を詳しく紹介

2024/08/06
シェアリングサービスとは?具体例と注目されている理由を詳しく紹介

さまざまなサービスが普及していくなかで、近年注目されているのが「シェア」に関するサービスです。つまり何らかのモノやコトなどを共有するサービスですが、これらは総称して「シェアリングサービス」と呼ばれます。

では、シェアリングサービスはなぜ注目されているのでしょうか。サービスの事例をもとに、ビジネスモデルについてもご紹介します。

シェアリングサービスとは

シェアリングサービスとは

シェアリングサービスの概要や、多くの人に利用されている理由、急速に普及した背景を解説します。

シェアリングサービスの特徴

シェアリングサービスとは、個人が所有する有形・無形資産の貸し出し、共有を行う経済活動を指します。

具体的には、個人が所有している自動車や駐車スペース、マンションの一室の貸出や、知識や技術などスキルの共有などがシェアリングサービスです。

シェアリングサービスを通じて個人や企業はサービスやスキルの提供を行い、報酬を得られるようになりました。最近では、シェアリングサービスを活用する企業や団体も増えています。

インターネットを通じて、利用したい人(企業)と貸したい人(企業)が簡単にマッチングできるようになり、高価なモノを所有する時代から必要なタイミングでコト・モノを使用する時代へ変化しつつあります。

シェアリングサービスは個人・企業共に活用の方法が幅広いため、今後はさらに注目度が高まっていくでしょう。

シェアリングエコノミーとの違い

シェアリングエコノミーとは、個人や企業が所有する資産、リソース、サービスを他の人々と共有することで価値を生み出す仕組みや経済モデルを指します。

従来は、事業者が消費者にサービスを提供するBtoC型のビジネスだったことに対し、シェアリングエコノミーは、個人同士で取引が可能なCtoC型のビジネスといえます。事業者が提供するのは、あくまでマッチングができるプラットフォームスペースということになります。

<シェアリングエコノミーのメリット>

個人が所有している不動産やスペースを使用して手軽にビジネスが始められます。また、使用していない不動産や自動車などの遊休資産、定年後に眠らせている技術や主婦の隙間時間など人的資産を活用して収入にかえることが可能です。

プラットフォームの提供業者に支払う手数料も安いため、利用者は格安で使用でき、提供者は初期費用がほぼかからず、サービスに対する高い満足度が得られるでしょう。これらにより、新たな消費が促進され経済効果が高まることが期待されます。

<シェアリングエコノミーのデメリット>

個人同士で取引を行うため、提供者によってサービスの質が異なる点です。利用者は「このサービスは本当に受けられるのか」と不安要素が残り、実際にトラブルに発展する場合があります。

また、保険や保証制度が追い付いていないサービスもあり、トラブル発生時は利用者が責任を問われる可能性も考えられます。

民泊や相乗り、中古品の共有サービスは人それぞれ認識が異なることから、提供者に対してきちんとした詳細な情報を提供し、認識齟齬をなくす必要があるでしょう。

シェアリングサービスの事例

シェアリングサービスの事例

本項では、シェアリングサービスの事例5選を紹介します。

モノのシェア(フリマ・レンタルサービスなど)

自宅に眠っている新古物品やパソコン周辺機器などをプラットフォーム上に出品し、利用者が希望の品をインターネット上で購入できるシステムです。

ネット上で行うフリーマーケットのようなビジネスで、有名なサービスとして「メルカリ」「ココナラ」などが挙げられます。

また、着物や傘、知育玩具などをシェアするサービスも人気があります。

空間のシェア(民泊・駐車場・貸し会議室 など)

スペースを提供したい人と、宿泊先を探している人をマッチングさせる有名なサービスに、Airbnb(エアビーアンドビー)があります。

また、使われていない空きスペースを駐車場として貸し出すakippa(アキッパ)というサービスもあります。打ち合わせや研修に便利な貸し会議室・貸しホールなどの空きスペース、契約されていない月極駐車場などを、スマホで簡単に探して予約・駐車できます。

電子決済が可能なことから、忙しい人に重宝されています。

移動のシェア(カーシェア・ライドシェア・シェアサイクルなど)

移動手段として手軽に利用できるタイムズのカーシェアをはじめ、最近では車を利用したい人とドライバーをマッチングさせるライドシェアの活用も増えています。

そして、シェアサイクルという、決められたエリアの中に複数配置されたシェアサイクルポートにおいて、自転車を自由に貸出・返却できる交通手段も活用されるようになりました。 借りた場所とは別のシェアサイクルポートに返却できる点が特長です。

スキルのシェア(家事・介護・育児・知識など)

スキルのシェアで取引される種類は、Webサイト制作、グラフィックやイラスト、家事代行、写真撮影、動画制作、記事作成など多岐にわたります。

スキルがなくて困っている人と、スキルを利用してお金を稼ぎたい人をマッチングできるサービスの一例として、Crowd Works(クラウドワークス)が挙げられます。

このようなスキルシェアサービスでは、個人・法人問わず、業務委託の仕事をインターネット上で発注・受注することが可能です。

お金のシェア(クラウドファンディング など)

「クラウドファンディング」というインターネット上でプロジェクトを公開し、応援したい人から資金を集められるサービスがあります。これは、お金をシェアするという考え方から生まれた仕組みです。

プロジェクトを立ち上げた人は、リターンとしてモノや体験などを提供します。国内ではCAMPFIRE(キャンプファイヤー)を活用している個人・企業・団体が多く見られます。

モノ・コト・カネなど、生活の中でほとんどシェアリングサービスを活用することが可能です。シェアリングサービスは私たちの生活に欠かせないものになってきている、といっても過言ではありません。

シェアリングサービスが急速に普及した背景

シェアリングサービスが急速に普及した背景には、IT技術の向上とインターネット技術の発展が挙げられます。

各個人がスマートフォンを持つことで、あらゆる取引においてのスピードが速くなりました。スマホ1つあれば、時間や場所に縛られることなく、気軽にサービスが利用できます。

シェアリングサービスはSNSとの相性がよく、プラットフォーム上で展開される個人間の需要と供給のマッチングを行う際、連携をとりやすいといえます。

また、自治体の課題解決や地域経済の活性化を行う手段としても注目されています。自治体は少子高齢化や人口減少などの課題を抱えていますが、限られた財源と人的資源で対応することを求められています。

しかし、住民のニーズは多様化・複雑化が進んでいるため、これまで行ってきた公共サービスだけでは維持することが難しくなってきました。そこで、解決手段の一つとしてシェアリングエコノミーを活用している自治体が増加しています。

このように消費者の価値観が変化したこともシェアリングサービスの普及に大きく関わっているといえます。モノが簡単に手に入るようになり、所有するよりも必要な時だけ利用することに価値を見出す人々が増加しました。

シェアリングサービスの市場規模

シェアリングサービスの市場規模はどのくらいでしょうか。

シェアリングエコノミーの市場規模は、2022年の時点で2兆6,158億円、その後は年々増加傾向にあり2032年には最大15兆1,165億円ほどまで伸びる可能性がある※といわれています。

シェアリングサービスの市場規模

シェアリングサービスは手続きが簡単でスピードが速く低コストということから、提供者と利用者共に負担が少ないため、さらなる市場規模の拡大が見込まれているのです。

しかし、拡大傾向にはありつつも、まだまだルール化されていない事柄が多く、法律の整備が追い付いていない場面が見受けられるのも実情です。

例えば、「民泊の開設・利用」「中古品の売買」「個人ドライバーへの依頼と受託」などは定義が定かではないものもあり、トラブルが発生した場合に責任の所在が曖昧になります。

とはいえシェアリングサービスの拡大に伴い、さまざまな議論が行われた結果、分野によっては法律や規制の整備が進んでいます。

大手企業が参画するようになったこと、自治体や政府が推進しているSDGsにもつながっていることから、サービスの信頼性と安全性の保証についての向上が期待できるでしょう。

新しいシェアリングサービス「タレントシェアリングサービス」

昨今、タレントのシェアリングサービスが普及し始めています。タレントシェアリングサービスでは、比較的低コストでタレントをプロモーション施策に起用できるため、広告予算が限られるベンチャー企業や中小企業でも、タレントを起用した販促活動が可能です。

タレントを低コストで自社広告に起用することで、商品やサービス・企業の認知度アップが見込めるでしょう。

タレントシェアリングサービスとは

タレントシェアリングサービスとは、タレントの写真や動画素材を定額制でシェアできるサービスのことです。プラン内容が豊富で素材加工などの自由度が高く、起用したいタレントや予算に応じた選択ができます。

これまで広告にタレントを起用する場合、大手企業が膨大な予算を使って広告を展開するのが主流でしたが、タレントシェアリングサービスが登場したことで、スタートアップ企業や中小企業でもタレントを活用した広告を展開できるようになりました。

タレントシェアリングサービスのメリット

タレントシェアリングサービスのメリットは、低コストで商品やサービス・企業プロモーションの活動にタレント素材を使えるという点です。そして、契約の交渉や撮影などが不要なためサービス利用までのスピードが早い点もメリットといえます。

会社によっては、タレントのキャスティング以外にも、タレント素材を使った効果的なPR方法やマーケティング支援、定期打ち合わせ、クリエイティブの制作支援などのサポートを行ってくれる場合もあるので、気軽に相談してみるとよいでしょう。

まとめ

シェアリングサービスの概要や具体例、普及した背景について解説しました。

消費する、購入する、という価値観に加え、共有するというシェアリングサービスの価値観を受け入れることで、コストを抑え手軽で無駄を削減できる新しい展開が広がります。

その中でタレントシェアリングサービスも普及し始めています。タレントシェアリングサービスの利用を検討している場合には、「ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)」をご利用ください。

「アクセルジャパン」では、月額(年額)制でタレントシェアリングサービスを提供しており、写真パターン300種類、動画パターン20種類の中から素材を選択できます。

また、一度起用したタレントを途中で変更※することや、素材を加工することも可能です。

また、タレントサブスクの中には提供素材を使った広告のクリエイティブに提供元を示す「クレジット表記」が必要なサービスもありますが、「アクセルジャパン」ではクレジット表記が不要※です。

加えて定期的な打ち合わせなど、導入後のサポート体制も充実しています。興味がある場合には、ぜひ一度お問い合わせください。

(※規定あり)

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