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Instagram広告とは?広告の種類や出し方、費用相場を徹底解説【2025年最新版】

2025/07/07
Instagram広告とは?広告の種類や出し方、費用相場を徹底解説【2025年最新版】

Instagram広告の運用を検討しているものの、自社にノウハウがない、成功事例を参考にしたい企業は多いのではないでしょうか。Instagram広告を有効活用すれば、自社商材をより魅力的に見せつつ、訴求が可能になります。

本記事では、Instagram広告の概要や種類、メリットや成功事例を解説します。Instagram広告の運用を活用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。

Instagram広告とは?

Instagram広告とは?

Instagram広告とはInstagram上で出稿、運用できる広告です。InstagramはFacebookと同じくMeta社が提供するアプリでもあることから、Meta広告とも呼ばれます。

本項ではまず、InstagramのSNSとしての特徴やInstagram広告の特徴をそれぞれ解説します。

Instagramの特徴

Instagramの特徴は、以下の点が挙げられます。

・写真や動画に特化している
・利用者層は10代~20代が中心
・月間アクティブユーザー数は6,600万人(2023年12月時点)

写真・動画に特化している点や、利用者の年齢層が比較的若い点もInstagramならではの特徴です。また、投稿機能がフィードやストーリーズなど幅広く、ショップ機能が利用できる点もInstagramならではでしょう。

また、日本での月間アクティブユーザーが6,600万人いる点も、広告運用を考えるうえでは見逃せない特徴です。

Instagram広告の特徴

Instagram広告の特徴は以下の通りです。

・ターゲティング精度が高い
・視覚的な訴求ができる
・商品のタグ付けができる
・アップデート頻度が高い

Instagram広告では精度高くターゲティングができるため、広告コンテンツを見込み客や既存顧客に届けられます。Instagramでは、利用者のプロフィール情報やアプリ内での行動履歴などのデータをもとに配信先が決まります。

上記のデータからセグメント分けしているため、細かく、精度の高いターゲティングが可能です。また、Instagramでは広告コンテンツを通常の投稿と同じような写真・動画の形で届けられます。既存顧客は抵抗を感じにくく、クリックされやすい点も強みです。

他にも商品へのタグ付け機能で購買への導線づくりができる点、アップデート頻度が高く、新機能を利用しやすい点もInstagram広告の特徴となっています。

なお、SNS広告の費用対効果に関しては、以下の記事で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

Instagram広告の主な3つのフォーマット

Instagram広告の主なフォーマットは以下の3つです。

・写真・動画広告
・カルーセル広告
・コレクション広告

上記のフォーマットを知っておくと、広告の目的や見せたい内容に合わせて、どの形式が適しているか判断しやすくなります。

写真・動画広告

Instagram広告の主なフォーマットである「写真広告」と「動画広告」は、いずれも高い視認性と訴求力をもち、ブランド認知や商品・サービスの魅力を伝えられます。写真広告は1枚の画像とテキストで構成され、シンプルかつ自然に見込み客や既存顧客のフィードに溶け込むため、初心者でも運用しやすいのが特徴です。

一方、動画広告は、静止画では伝えきれない商品の魅力やブランドストーリーを短時間で多くの情報量とともに伝えられるため、より強い印象を残せます。

カルーセル広告

Instagramのカルーセル広告は、1つの広告枠で2~10枚の画像や動画を横にスワイプして表示できるフォーマットです。

カルーセル広告は、静止画や単体動画広告と比べて見込み客や既存顧客に多くの情報を届けられる点が特徴です。複数の商品紹介や物語性のある展開、段階的な説明など、多面的な訴求が可能となり、見込み客や既存顧客の興味・関心を引き出しやすくなります。

コレクション広告

Instagramのコレクション広告は、メイン画像や動画と複数の商品画像、CTAボタンを組み合わせて、カタログのように複数の商品を一度に訴求できる広告フォーマットです。

Instagramのコレクション広告は、見込み客や既存顧客が広告をタップするとInstagramアプリ内で商品一覧(カタログ)が表示されます。商品情報を詳しく確認しながらそのまま購入まで進める没入感と利便性の高さが特徴です。

Instagramを離れることなくショッピング体験を完結できるコレクション広告は、購入率やエンゲージメントの向上が期待できるフォーマットです。

Instagram広告の主な5つの配信面

ここでは、Instagram広告の種類を5つ紹介します。

・ストーリーズ
・フィード
・リール
・発見タブ
・ショップ

上記の種類を知っておくと、届けたいターゲットや見せ方に合った広告配信のイメージがつかみやすくなります。

ストーリーズ

Instagramのストーリーズを活用して広告を配信できます。ストーリーズは24時間で消える15秒間の投稿形式となっており、フルスクリーンで表示されるのも特徴です。

フォロワーがストーリーズを閲覧している合間に広告を差し込めるため、自然な流れの中で既存顧客や見込み客に届けやすい点も魅力です。

フィード

フィードとは、Instagramのタイムライン上に表示される投稿です。フィードへの広告は、例外はあるものの、自社商材に関心をもつ可能性が高い見込み客に表示されます。

タイムラインをスクロールしている流れの中で広告に目を留めてもらえるため、興味をもった見込み客へ届けやすい点が特徴です。

リール

リールは縦型で最長90秒の動画を投稿できる機能です。ストーリーズ広告よりも尺が長いため、クリエイティブの幅が広がり、ストーリー性のある訴求も有効になります。

また、リールを使った広告ではフルスクリーンで配信できる点も特徴です。ストーリーズと異なり、削除しない限り消えません。見やすいショート動画を通じてターゲットに訴求できるため、広告効果も期待できます。

発見タブ

発見タブとは、見込み客が興味をもちそうなコンテンツを検索・閲覧できる機能です。閲覧傾向などに基づきコンテンツが表示されます。

発見タブでは投稿の間に広告が自然に差し込まれるため、見込み客の目に触れやすいのが特徴です。ただし、多数の投稿が並ぶため、関心を引きつける広告コンテンツの工夫が必要です。

ショップ

ショップとは、Instagram内で商品タグを付けて投稿できる機能です。見込み客は商品タグから直接購入ページへ移動できるため、広く活用されています。

ショップ機能を活用した広告は、売上につながるだけでなく、商材やブランドへの関心を高める効果も見込めます。届けたい見込み客や訴求する商材に合わせて、適した広告形式を選びましょう。

Instagram広告を出す2つの方法

Instagram広告を出す方法は、主に2つあります。

・Instagramアプリから直接広告を出す方法【7STEP】
・Meta広告マネージャから出稿する方法【7STEP】

上記の2つの方法を知っておくと、自社の目的に合った出稿手順が選びやすくなります。

Instagramアプリから直接広告を出す方法【7STEP】

Instagramアプリから直接広告を出す手順は以下の通りです。

1.Instagramアプリでプロアカウントに切り替える
2.プロフィール画面右上のメニューから「プロフェッショナルダッシュボード」を開く
3.「広告ツール」をタップ、「投稿を選択」から広告にしたい投稿を選ぶ
4.広告の目的を設定する
5.オーディエンス(ターゲット)の設定を行う(自動またはカスタム)
6.予算と掲載期間を設定する
7.設定内容を確認し、「投稿を宣伝」をタップして配信を開始する

Instagramアプリから直接広告を出すには、プロアカウントに切り替え、アプリ内の広告ツールから既存の投稿を選んで上記のような簡単な操作を行うだけで、広告配信ができます。

この方法は、直感的な操作で広告出稿が完結し、専門知識がなくても短時間で広告を始められるため、初心者や個人事業主に適しているのが特徴です。

なお、プロアカウントへの切り替えは無料です。ビジネスプロフィールでは、お問い合わせボタンや住所・営業時間などの情報を追加でき、アクセス解析機能も使えるようになります。

Meta広告マネージャから出稿する方法【7STEP】

Meta広告マネージャは、Instagramアプリから直接出稿する方法よりも、ターゲット設定・予算配分などを細かくコントロールできるのが特徴です。

Meta広告マネージャを使ったInstagram広告出稿の手順は以下の通りです。

1.Facebookアカウントを作成、ビジネスマネージャ(Meta Business Suite)に登録
2.FacebookページとInstagramプロアカウントをビジネスマネージャに連携
3.Meta広告マネージャを開き、「作成」ボタンをクリック
4.キャンペーンの目的を選択
5.広告セットでターゲット、予算、掲載期間、広告の配置を設定
6.広告クリエイティブを作成し、リンク先やコールトゥアクションを設定
7.プレビューで内容を確認、問題なければ「公開」して審査を待つ

Meta広告マネージャの利用にはFacebookビジネスアカウントの開設が必要であり、初期設定に少し手間がかかります。

【課金形態別】Instagram広告の費用相場

Instagram広告の費用相場は、下記の通りです。

課金形態 費用相場 内容・特徴
CPM(インプレッション課金) 500~1,000円/1,000回表示 認知度向上やリーチ向け。表示回数ごとに課金
CPC(クリック課金) 50~100円/1クリック サイト誘導や購入促進向け。クリックごとに課金
CPV(動画視聴課金) 5~7円/1再生 動画広告の視聴数に応じて課金
CPI(アプリインストール課金) 100~150円/1インストール アプリ広告向け。インストールごとに課金

(※横にスクロールできます。)

上記の費用相場は、あくまで目安であり、サービス(商材)や時期、広告の内容やターゲティングの設定などによって異なります。また、競合他社の状況によっても変動するため、定期的に相場を確認し、適切な予算設定を行いましょう。

Instagram広告で集客を成功させるための3つのポイント

Instagram広告で集客を成功させるための3つのポイント

ここでは、Instagram広告で成功を収めるために必要な3つのポイントを解説します。

・ターゲットとペルソナを明確にする
・訴求商材と相性のよい広告を出稿する
・広告にタレントを起用する

上記のポイントを意識すると、成果につながるInstagram広告の運用イメージがつかみやすくなります。

ターゲットとペルソナを明確にする

Instagram広告を活用する際は、ターゲットとペルソナを明確に設定しておきましょう。

ターゲットとは「集団的な属性」で、性別、年齢などの情報から既存顧客や見込み客に近い層です。「20代の男性」や「〇〇県に住んでいる30代の女性」などの大まかな属性が該当します。

一方、ペルソナはターゲットよりも具体的な人物像で、生活スタイルや性格まで細かく設定し、「個人」としての顧客像を描きます。Instagramは興味・関心が行動に色濃く表れるSNSのため、どのような層(既存顧客や見込み客)に向けて広告を配信するのかを明確にしましょう。

ターゲット層を起点に解像度の高いペルソナを設定していくと、Instagram広告の成果につながります。なお、ペルソナは広告配信を行う中で、常に検証と検証結果をもとにアップデートを行うのがおすすめです。

訴求商材と相性のよい広告を出稿する

前述したように、Instagram広告ではさまざまな配信面に広告が出稿可能です。自社商材と相性のよいフォーマットで広告配信を行うことも成功するうえでポイントです。

アパレル商品や化粧品などを訴求したい場合、魅力が伝わりやすいようストーリーズやフィードで視覚的にアピールして、ショップ機能で購入に誘導すると導線構築が可能です。

まず訴求商材から相性のよいInstagram広告のフォーマットを決定し、施策を展開していくようにしましょう。

広告にタレントを起用する

Instagram広告では、見込み客や既存顧客の目に留まり、記憶に残るコンテンツ作りが成果につながります。その際、タレントを広告に起用すると、商材への信頼感を高めながら、コンテンツの魅力も引き上げられます。

また、タレントの存在がコンテンツに入ると、商材を強くアピール可能です。

自社のブランドとタレントのキャラクターを紐づけることで、より高い広告効果を期待できるでしょう。自社ブランドの強化や認知度アップも図っていきたい場合には、タレントの広告起用がおすすめです。

Instagram広告の企業成功事例3選

ここでは、実際にInstagram広告の成功事例を3つ紹介します。

・株式会社ツヴァイ|広告のクリック率が60%以上向上
・Tropicana社|広告の費用対効果が2.4倍に改善
・NTTソルマーレ社|約2倍の広告想起を達成

上記の事例を知っておくと、自社でInstagram広告を活用する際のヒントや具体的なイメージがつかみやすくなります。

株式会社ツヴァイ|広告のクリック率が60%以上向上

1つ目に紹介する事例は、結婚相手紹介サービスを提供する株式会社ツヴァイです。

株式会社ツヴァイでは自社サービスの新規会員獲得を目指し、Instagramのストーリーズに広告を配信、資料請求を促すよう施策を展開しました。ストーリーズに投稿する広告ではストーリー性の高いコンテンツを配信し、自社のブランドメッセージが伝わるように訴求しています。

広告のクリック率は60%以上向上し、クリック単価も40%程度の抑制に成功しています。自社サービスとInstagramのストーリーズの親和性をうまく利用した成功事例です。

Tropicana社|広告の費用対効果が2.4倍に改善

続いて紹介する成功事例は、数十年の歴史をもつアメリカの老舗飲料ブランドの成功事例です。

Tropicana社は店舗での売上アップを目指し、Instagramのフィードやストーリーズなど、さまざまな配信面で広告を配信しました。試行錯誤の中で、リールを活用した広告配信も活用していきました。

フィードなどの広告配信と並行してリールも有効活用した結果、広告の費用対効果は2.4倍、目標である店舗での売上も増加するなどの成果を出すことに成功しています。

NTTソルマーレ社|約2倍の広告想起を達成

最後に紹介するのは、電子書籍配信サービスを手がけているNTTソルマーレ社の事例です。

NTTソルマーレ社では、新規の会員登録を目的とする広告だけでなく、見込み客や既存顧客に対して「電子書籍といえばC社」とブランド認知を高めることにも力を入れました。

実施内容は、リール動画を活用したクリエイティブのほかにもアンケート機能、タップアンドホールド機能などInstagramならではのフォーマットの活用などです。

また、自社広告に起用したタレントの顔を漫画キャラクターの顔にするARクリエイティブの施策も実施し、反響を呼びました。上記の取り組みの結果として、約2倍の広告想起、約5ポイントのメッセージ想起と、目標としていたブランドの認知獲得で成果を出しています。

Instagram広告についてよくある質問

Instagram広告に関してよくある質問を整理しました。

・Instagram広告で出せない内容はありますか?
・Instagram広告の効果が出にくい場合の原因はありますか?

Instagram広告の運用に不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

Instagram広告で出せない内容はありますか?

Instagramで禁止されている広告の例は下記の通りです。

・肌の露出が多い画像やヌードを連想させる写真を使った広告
・「あなたの年齢や性別を変える」「うつ病が治る」などの個人の特性や健康状態に直接言及する広告
・差別的な発言や、危険な団体・人物を助長する内容

Instagram広告は、利用者が安心・安全にサービスを利用できる環境を守るため、Meta(旧Facebook)が厳しい広告審査基準を設けています。社会的に不適切とされる内容や、誤解・トラブルを招く表現を含む広告は配信できません。

Instagram広告の効果が出にくい場合の原因はありますか?

Instagram広告の効果が出にくい主な原因は以下の通りです。

・年齢・性別などターゲットを広げすぎたり、逆に絞りすぎたりする場合
・画像や動画が地味・伝わりにくい・ブランドイメージと合っていない場合
・月額予算が少なすぎて広告が十分に表示されない場合

ターゲット設定が不適切だと、広告が本来届けたい見込み客や既存顧客に届かず、反応が得られにくくなります。自社の商品・サービスに合った見込み客層を見極め、適切な範囲で絞り込むようにしましょう。

また、広告の画像や動画・テキストが魅力的でない場合は見込み客や既存顧客の関心を引けず、クリックやアクションにつながりにくくなるでしょう。

Instagram広告で商材を魅力的に見せるなら「ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)」がおすすめ

本記事では、Instagram広告の概要や種類、メリットや成功事例を解説しました。Instagram広告は視覚的な訴求がしやすく、自社の商品・サービスを魅力的に見せやすい媒体です。

なお、Instagram広告で商材・サービスを魅力的に見せたい場合、タレントの起用がおすすめです。予算の面からタレントの起用を断念したことがある企業も多いのではないでしょうか。

上記のような場合には、タレントサブスクサービスの利用がおすすめです。タレントサブスクとは、サブスクリプション形式でタレントの写真・動画・音声などの素材を広告やコンテンツ制作に活用できるサービスで、近年注目を集めています。

写真素材と音声・動画を組み合わせてオリジナルの動画コンテンツを作れる点も魅力です。以下の記事では、アクセルジャパンが提供するタレントサブスクの利用時のメリット・デメリットや、導入による成功事例を詳しく紹介しています。

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