SNS集客は、大手企業から中小企業、個人経営者まで、幅広い企業で取り入れられている集客方法です。
しかし、SNSは種類が多く、どのプラットフォームを選べば良いのか、どのような施策を実施すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SNS集客の基礎知識について解説しながら、SNS集客を実施している企業の成功事例を紹介し、施策実施のヒントにつながる情報を提供します。
また、SNS集客における訴求力や集客効果を高めるためのコツも解説していますので、ぜひ参考にしてください。
目次
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SNS集客とは、インターネット上でコミュニケーションが取れる、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service)を活用した集客方法のことです。自社でアカウントを運用したり、広告を出稿したりして、SNSユーザーへのアプローチを行います。
また、ユーザーの間で人気が出た投稿は「バズ」と呼ばれる現象を起こし、爆発的に投稿が拡散されるのも特徴です。投稿がバズると、数万単位のユーザーの目に留まるケースも少なくありません。また、文章でコミュニケーションを取るSNSのほか、画像投稿や動画投稿を行うものもあります。
バズればコストパフォーマンスの高い集客効果が得られるのも、SNS集客のメリットです。SNSのアカウント運用は無料で始められるため、規模を問わず多くの企業で実施されています。
企業がSNS集客を重視する理由は以下の3つです。
・低コストで高い集客効果が得られるため
・認知度・ブランド力の向上につながるため
・ターゲット層に直接的なアプローチができるため
それぞれ詳しく解説していきます。
企業がSNS集客を重視する理由は、詳細な数値分析に基づいてPDCAサイクルを回しやすく、高い集客効果を得られる可能性が高いからです。
また、多くのSNSはアカウント作成や情報発信を基本的に無料で行えるため、テレビCMやチラシなどと比較すると、コストを安く抑えられます。
SNS広告を利用する場合でも、比較的少額の予算から始められ、ターゲティング精度も高い傾向にあります。さらに、地域や規模を問わず広範囲に情報を届けることができ、ターゲット層に直接アプローチできる点もSNSならではの魅力です。
自社の商品・サービスの認知度を高め、効率的にブランドイメージを向上させられることも、企業がSNS集客を重視する理由です。SNSは多くのユーザーに対して、短時間で広範囲に情報を拡散できる特性をもちます。
一貫性のあるブランドメッセージや魅力的なビジュアルコンテンツを継続的に発信すると、ターゲット層の記憶に残りやすくなり、ブランドの認知度向上に直結します。
また、SNSユーザーとの双方向のコミュニケーションや、ユーザーが自発的に商品やサービスに関する投稿を行うUGC(ユーザー生成コンテンツ)を促進すると、ブランドへの共感や信頼感を醸成できるのも特徴です。
なお、SNSブランディングの成功ポイントや成功事例を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
特定のターゲット層に対して、直接的かつ効果的にアプローチできることも、企業がSNS集客を重視する理由の一つです。多くのSNSは、利用ユーザーの属性データを保有しています。
・年齢
・性別
・居住地域
・興味関心
・行動履歴
属性データを活用すれば、自社の商品・サービスのターゲットとなる顧客層に対して、ピンポイントで情報を届けたり、広告を配信したりすることが可能です。従来のマスメディア広告のように、不特定多数に情報を届けるわけではないため、無駄な広告費を削減し、より高い集客効果に期待できます。
SNS集客の4つの種類は、以下のとおりです。
・SNSアカウントの運用
・SNSキャンペーンの実施
・SNS広告の出稿
・SNSユーザーの投稿促進
それぞれの手法を詳しく見ていきましょう。
SNS集客の中で、定期的な情報発信に効果的なのがSNSアカウントの運用です。SNSアカウントの運用は、企業の公式アカウントとして情報発信を行うもので、文字や画像・動画などを用いてSNSユーザーにアプローチを行います。
SNSアカウントを運用すると、SNSユーザーと直接コミュニケーションが取れるのも特徴です。投稿を見たユーザーから「いいね」や「コメント」などの反応がもらえます。
投稿を「シェア」してもらえる場合もあるでしょう。新商品の情報発信やイベントの告知、企業の裏側を紹介するなど、新規・既存顧客への訴求力が高い投稿を行うことが大切です。
SNS集客では、SNSキャンペーンを実施する選択肢もあります。商品や商品券、クーポン券が当たるキャンペーンをSNSで実施している企業が多い傾向です。SNSのプラットフォームによっては、その場で抽選結果がわかるインスタントウィンと呼ばれる機能が搭載されているものもあります。
また、ハッシュタグキャンペーンを活用すればユーザーによる投稿を促せるため、キャンペーン情報の拡散にも効果的です。
SNSキャンペーンでは、自社商品をプレゼントしている企業だけでなく、参加者を集める目的で訴求力の高い家電や食材などを景品にしているケースもあります。
SNS広告は、SNS上に表示される広告です。SNSの企業アカウントを運用していない場合でも実施できます。SNS広告は、画像タイプの広告のほか、動画広告を出稿することも可能です。
自社のターゲットに合わせて、特定のセグメントに対する広告表示を行えます。たとえば「20代女性」「50代以上の夫婦」「ペットを飼っている単身者」など、ターゲットを絞って広告を出せるので集客に効果的です。
SNSユーザーの投稿を促進する施策も、SNS集客の一つです。具体的には、投稿に口コミや店舗の様子がわかる写真などを添えて投稿してもらいます。店舗の情報をユーザーに発信してもらうことで、口コミによる流入増加を図れる点が特徴です。
SNSキャンペーンと組み合わせて実施できるほか、「投稿でドリンク1杯無料」「店舗のアカウントフォローと投稿でデザートサービス」など、実店舗における集客施策にも適しています。
いずれの集客方法もSNSで実施する施策です。企業の中には、ここで紹介した4種類すべてのSNS集客を実施しているところも多くあります。
SNS集客で活用される代表的なプラットフォームは以下の6つです。
・X(旧Twitter)|リアルタイム性と高い拡散力
・Instagram|若い女性を中心に高い集客効果
・YouTube|動画による高い情報伝達力
・LINE|年齢・性別を問わず幅広い層にリーチ
・TikTok|短期間で多くのTikTokユーザーにリーチできる拡散力
・Facebook|社会人やビジネス層が多く利用
それぞれ詳しく解説していきます。
X(旧Twitter)は、テキストや画像の投稿に適しているSNSプラットフォームです。
拡散力が高く、投稿がバズりやすい傾向にあります。企業のアカウントからの情報発信ができるほか、ハッシュタグキャンペーンやインスタントウィンを活用したキャンペーンも実施可能です。Xでは、広告も出稿できます。
Instagramは、文章だけでなく画像やショート動画の投稿が可能なSNSプラットフォームです。女性ユーザーの方が多い傾向にあるため、女性をターゲットにしている企業や店舗の集客施策に適しています。
Instagramは、ハッシュタグキャンペーンや画像投稿キャンペーンの実施が効果的です。とくに、カフェなどの飲食店や美容系商品・サービス、旅行や観光に関連する企業で、集客を目的に幅広く活用されています。
目を惹く写真が撮れるような「インスタ映え」を求めるユーザーが多いことから、写真映えする商品のデザインや風景・店舗のインテリア・メニューの開発なども並行して行うことが重要です。
YouTubeは、ショート~長尺動画、ライブ配信まで、幅広い動画投稿に適しているSNSプラットフォームです。動画で訴求できるため、文章や画像よりも多くの情報をユーザーに届けられる特徴があります。
また、YouTubeアカウントで動画投稿を行うと、再生回数に応じて広告収入が得られるのもYouTubeを活用するメリットの一つです。
ただし、YouTubeの公式チャンネルを作って動画投稿を行うには、動画撮影の機材や撮影スキル、編集技術などが必要になる点に注意しましょう。
LINEは、友だち追加したユーザー同士で1対1やグループでの対話が可能なSNSプラットフォームです。企業のLINE公式アカウントを運用して、さまざまな集客施策が実施できます。
たとえば、クーポン券の発行やECサイト、モバイルオーダーとの連携、セグメント配信などが可能です。
一方で、LINE公式アカウントをユーザーに「友だち追加」してもらわなければ、アプローチできない点には注意しましょう。そのため、友だち追加してもらうための施策も講じることが大切です。
また、公式アカウントを運用していなくても、広告出稿ができます。性別・年代を問わず、幅広いターゲット層にアプローチできる点がLINEの特徴です。
TikTokは、ショート動画の投稿に適しているSNSプラットフォームです。ユーザーは、Z世代を中心とした若い世代が多く、拡散力も高いため、長尺動画の制作が難しい企業での情報発信に適しています。
視聴のハードルが低い「縦型動画」に対応している点が特徴で、時間を有効活用したいニーズが高い「タイパ重視」のユーザーにアプローチできるでしょう。短時間の動画に興味を惹く内容をいかに盛り込めるかが、成功を左右するカギです。また、ほかのSNS同様に、広告出稿もできます。
Facebookは、30~50代のユーザーが多いSNSプラットフォームです。ほかのSNSとの違いは、実名登録制のため、ユーザーの信頼性が高い点にあります。実名で登録しているため、ユーザーの年齢や性別、在住地域などの属性情報を収集しやすいのもFacebookの強みです。
企業の公式アカウント運用のほか、広告出稿もできます。広告は、1日あたり数百円から出稿できるため、はじめてSNS広告を出す企業にもおすすめです。
自社に合うSNS集客のプラットフォームを選ぶ際の3つのポイントは、以下のとおりです。
・自社の商品・サービスのターゲット層を調査する
・コンテンツ形式との相性を確認する
・自社のリソースで無理なく継続運用できるかを考慮する
上記のポイントを押さえることで、自社に最適なSNSプラットフォームを選定できるはずです。効果的なSNS集客を実現するためにも、慎重に検討していきましょう。
SNS集客に最適なプラットフォームを選択する際は、自社の商品・サービスのターゲット層を調査し明確にするのが大切です。SNSごとに利用者の興味関心や行動パターンなどが異なるため、ターゲット層を正確に把握しなければ、効果的な集客や広告配信ができません。
ターゲット層の属性やニーズを分析すると、自社の商品・サービスにもっとも響く層が多く集まるSNSを選定でき、効率的な集客やブランド認知度の向上につなげられます。
また、ターゲット層のSNS利用動向は常に変化しています。そのため、定期的に調査を行い、最新のトレンドを把握しておくのも重要です。
自社のコンテンツ形式とSNSプラットフォームの特性が合致しているかを確認するのも、集客効果を高めるうえで欠かせません。
TikTokは、テンポのよい短尺動画やエンタメ系コンテンツが拡散されやすく、若年層向け商品や話題化を狙う場合に最適です。
一方、YouTubeは商品レビューやハウツーなど、情報量の多い長尺動画に強く、信頼感の醸成やBtoB向けコンテンツにおすすめです。
X(旧Twitter)は、速報性の高い情報や短文コメント、スレッド形式での段階的な情報発信に適しています。
上記のようにSNSによって特性が異なるので、効果を出すためにも、自社のコンテンツ形式との相性を理解したうえで、集客施策に落とし込みましょう。
自社のリソースで無理なく継続運用できるSNSプラットフォームを選ぶことは、成果を出し続けるための重要なポイントです。SNS運用は継続性が成果に直結しますが、自社のリソースが不足した状態では更新が途絶えやすく、十分な効果を得られない可能性があります。
少人数の担当者で運用する場合は、画像や動画の制作負担が比較的軽いX(旧Twitter)から始め、運用に慣れたらInstagramやYouTubeなど他のSNSに展開する方法がおすすめです。
また、SNS運用を外部に委託すると、専門性の高いコンテンツ制作や効果的な広告運用を実現できます。外部にSNS運用を委託する際は、担当者と密にコミュニケーションを取りながら、整合性・一貫性を担保したSNS運用を心がけましょう。
SNS集客を成功へ導く訴求力アップのコツは以下の3つです。
・アカウント運用の目的を明確にする
・こまめに更新・投稿する
・タレントを広告塔に起用する
上記のコツを押さえることで、SNS集客の効果を最大化できるはずです。それぞれ詳しく解説していきます。
SNS集客で、企業のアカウント運用を行う場合は、アカウント運用の目的を明確にしておきましょう。
認知度向上につなげたいのか、来店して欲しいのか、ECサイトで購入してもらいたいのかなどSNS集客のゴールを明確にすれば、どのような施策を実施すべきか判断しやすくなります。
SNS集客でアカウント運用を実施するときは、こまめな更新・投稿も必要です。SNSには、各ユーザーの投稿が一覧表示される「タイムライン」という仕組みがあります。
更新・投稿をしていないと、タイムライン上に表示された自社の投稿が、他ユーザーの最新投稿に流されてしまうため、ユーザーの目に入りにくくなります。
また、運用があまりされていないアカウントは「営業していないのかもしれない」「情報が古くて現在どうなっているのかわからない」など、不安感を与えて集客にとって逆効果になることもあるでしょう。
週1回・2日に1回・毎日など、頻度を決めてこまめに更新することが、投稿を見てもらう機会の増加につながります。
タレントを広告塔に起用するのも、SNS集客における施策の訴求力アップに効果的です。有名タレントを広告塔に起用すれば、タレントの知名度を活かして注目度の高いSNS集客を実施できます。
また、好感度の高いタレントであれば、タレントに対する信頼感から企業への信頼感アップにもつながるでしょう。広告の訴求力アップだけでなく、企業のブランディングにも効果的な方法です。
SNS集客を成功させるには、多くの企業が行っているSNS集客の中から、自社の施策に目を留めてもらう必要があります。
自社の魅力を効果的に発信できるSNSはどれなのか、発信した内容の訴求力を高めるにはどうすれば良いのかを意識しながら、集客施策を実施することが大切です。
集客にSNSを活用する際の3つの注意点は、以下のとおりです。
・不適切な投稿や誤解を招く表現が炎上につながる可能性がある
・効果が出るまでに長期的・地道な運用が必要になる
・否定的な意見やクレームにも誠実に対応する
上記の注意点を踏まえることで、SNS集客の失敗やトラブルを未然に防げるはずです。適切な運用を心がけ、効果的な集客活動を目指していきましょう。
SNS集客では、不適切な投稿や誤解を招く表現が炎上につながるため、投稿内容や表現方法には細心の注意が必要です。SNSは拡散力が高く、企業や従業員の何気ない投稿でも、ユーザー視点で不適切と受け取られれば一気に炎上するリスクがあります。
炎上しやすい投稿・表現の例は以下のとおりです。
・差別的な表現
・個人情報の漏洩
・社会的に意見が分かれるテーマへの不用意な言及
SNSの投稿は、一度拡散されると削除しても完全には消えません。炎上が起きた際の影響は甚大で、長期的なブランドイメージの低下や売上減少につながる可能性もあります。
そのため、SNS運用では投稿内容のチェック体制を整え、ガイドラインを設けることが大切です。また、炎上の防止だけでなく、万が一炎上した場合の対応マニュアルを用意しておく必要もあります。
SNS集客は効果が出るまでに長期的かつ地道な運用が必要なため、短期間で成果を求めすぎないのも大切です。
SNSはフォロワーの獲得や信頼関係の構築に時間がかかるので、投稿を継続しながら徐々にブランド認知度やエンゲージメントを高めていく必要があります。バズを狙った投稿に頼るのではなく、計画的かつ定期的な発信を続ける意識をもつべきでしょう。
また、SNSアルゴリズムの変更によって、投稿のリーチ数が大きく変動する場合もあります。そのため、一時的な成果に一喜一憂するのではなく、長期的な視点でPDCAサイクルを回していくことが求められます。
SNS集客では否定的な意見やクレームに対しても、誠実かつ迅速に対応する姿勢がブランドの信頼維持と集客効果の向上につながります。SNSはオープンなコミュニケーションの場であり、否定的なコメントやクレームが投稿されるケースが珍しくありません。
しかし、否定的なコメントやクレームを放置しておくと、ネガティブな印象が拡散し、ブランドイメージの低下や顧客離れにつながる恐れがあります。誠実で丁寧な対応を示すことで、ユーザーの信頼を獲得し、ブランドへの好感度を高めるよう意識しましょう。
また、クレームを真摯に受け止め、適切な改善策を提示すれば、批判的なユーザーの心象を変えられる可能性もあります。
ここからは、実際にSNS集客を行った企業の成功事例を5選紹介します。
・千葉ロッテマリーンズ|ファンクラブ会員数増加につなげた事例
・ゴミ屋敷専門パートナーズ|作業中の動画を公開して集客につなげた事例
・Hilton Tokyo (ヒルトン東京)|「映え写真」を投稿して集客につなげた事例
・キムチの家 佐渡島|調理中のASMRを投稿して売上が向上した事例
・大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」|公式アカウントの運用で来店数が伸びた事例
成功事例から、自社の業種やターゲットに合ったSNS活用のヒントが得られるはずです。
スポーツチームにとって、ファンクラブ会員数の減少は、試合の観客動員数の減少やグッズの売上低下にも直結する重要な課題です。このチームは、ファンクラブ会員数の伸び悩みに直面していました。
そこで、SNSアカウントを開設して、選手の素顔が垣間見られる投稿を行ったり、ファンクラブ会員向けの交流イベントの情報発信を行ったりしながら、フォロワー数数十万人を誇るアカウントに成長させました。
同時に会員数の増加にもつながり、アカウント運用開始から4年後には、過去最高の観客動員数を達成しています。
清掃事業者であるゴミ屋敷専門パートナーズでは、作業中の動画をSNSで公開して集客につなげています。いわゆる「ゴミ屋敷」と呼ばれるような、作業量の多い依頼を請け負っている事業者です。
動画で家主や作業員の話も盛り込むなどして信頼感につなげ、ゴミ屋敷状態の部屋を業者に依頼することに対して、恥ずかしさを抱えるユーザーの心理的ハードルを下げる取り組みを行っています。
飲食店を展開しているHilton Tokyo (ヒルトン東京)では、「映え写真」と呼ばれるおしゃれな料理の写真をSNSで投稿し、集客につなげています。
料理の写真だけでなく、写真映えを意識して器や背景、小道具などにこだわりが感じられるのも特徴です。季節ごとの料理やスイーツ、アフタヌーンティーなど、さまざまなメニューを発信し、写真をうまく活用して訴求力を高めている事例です。
漬物店であるキムチの家 佐渡島では、調理中のASMRをSNSで投稿して売上向上に成功しています。ASMRとは、自律的な感覚経絡反応を意味するもので、聴覚・視覚情報から感じる心地よさやゾクゾクする感覚のことです。
咀嚼音や環境音、作業音などを動画で発信します。ダイナミックな包丁さばきと軽快な調理音が人気を呼び、SNS集客実施前と比べて売上が40倍にも増加しました。
大衆寿司居酒屋「鮨 酒 肴 杉玉」では、SNSの公式アカウントを運用し始めた結果、来店数の増加につながっています。公式アカウントからの発信に予約フォームへ遷移できるポイントを設置したことで、飲食店の予約サイトを経由せずに予約・来店につながるケースが増加しました。
来店数が減少しやすい曜日・時間帯に合わせてクーポン券を配信するなどして、売上が落ち込みやすい日のフォローを行っている点が特徴です。高級食材をふんだんに使用した期間限定メニューなど、魅力的な商品の情報も積極的に発信しています。
成功事例に共通しているのは、企業の魅力を効果的に発信している点です。普段は見られない企業の裏側を紹介するなど、独自アイデアを盛り込んで情報発信を行いましょう。
SNS集客は、今や実店舗・ECサイト、BtoB商材を問わず、さまざまな業態の企業がすでに実施しています。
しかし、思うようにフォロワー数が伸びなかったり、集客につながらなかったりして、うまくいかないケースも少なくありません。
そのような場合におすすめなのが、タレントを広告塔に起用してSNS集客を実施する方法です。タレントを起用するのであれば、タレントサブスクサービスを利用すると良いでしょう。月額定額制でタレントを広告塔に起用できます。
タレントサブスクサービスに関して詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
「ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)」のタレントサブスクサービスなら、写真素材300パターン以上、動画素材20パターン以上もの豊富な素材を活用することが可能です。SNS広告やバナー、集客動画の作成などに活用できる点が魅力です。
また、提供元を示すクレジット表記が不要※なので、オリジナルキャスティングのように起用できます。タレントを起用した集客施策の実施方法については、ぜひお気軽にお問い合わせください。
(※規定あり)